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駒場東大前駅で「侘び寂び」の心を学ぶ茶道体験コース

文化・歴史

駒場東大前駅で「侘び寂び」の心を学ぶ茶道体験コース

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今回のおでかけは渋谷駅から井の頭線各駅停車で2駅の駒場東大前駅です。駒場東大前駅からほど近い「和楽庵」で心静かにお茶を嗜む茶道にチャレンジします!駅を降りたら、まずは人気のカレー屋さん「ルーシー(LUCY)」で腹ごしらえ。カレーの小盛りをセレクトして、腹八分目で「駒場・和楽庵」に向かいます。侘び寂びを感じる茶道で心身共に落ち着いたところで、友人向けの花束を買いに花屋さん「waragai」に向かいます。色も予算もイメージ通りの花束を買って大満足で、駒場東大駅に戻ります。では、おでかけをスタートしましょう!

昼 からスタート!

Good Afternoon!
Good Afternoon!

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【12:00】「駒場東大前駅」からスタート

【12:00】「駒場東大前駅」からスタート
駒場東大前駅

井の頭線「駒場東大前駅」は目黒区にあります。渋谷駅からは2駅で乗車時間は約3分。停車する電車の種類は各駅停車です。駅の目の前に「東京大学」の駒場キャンパスがあります。

02

【12:10】昭和レトロな雰囲気が漂う「ルーシー (LUCY)」でランチ

【12:10】昭和レトロな雰囲気が漂う「ルーシー (LUCY)」でランチ
ルーシー

駒場東大前駅西口の改札から徒歩で30秒ほどのところにある「ルーシー(LUCY)」。半地下にあり、特徴的な入り口が目印!全てのカレーはライスの量が小盛り(200g)、中盛り(300g)、大盛り(400g)から選べるので、女性や子連れにも人気です。大盛りは食べ盛りの若者のスタンダードのようで、多くの大学生が「大盛り」をオーダーしていました。

通り沿いに見える大きな看板には写真付きのメニューが記載されています。初めて訪れる方もこれなら安心ですね。
半地下にあるお店の入り口。階段の先にどんなお店が待っているんだろう?とワクワクします。
こちらが店内から撮影した入り口のドアです。「自動ドア注意」の文字が、今時は珍しい手作りでとても可愛く、ほっこりします。 「自動ドア注意」の上にはカレーにセットできる「サラダセット」の説明がありました。ドリンクと手作りコールスローがついて200円(税込)とお得!この「サラダセット」にしようと決めて、カレー選びに移ります。
オーダーは、本日おすすめの「タイカレーの小盛り」800円(税込)に決定。こちらに「サラダセット」をつけました。 最初にサラダセットの「手作りコールスロー」が提供されました。
ドリンクはオレンジジュースに。 かなり暑い日だったので、カレーが出てくる前に飲んでしまいました。
最後に「タイカレーの小盛り」が到着です。スパイシーですが、ココナッツミルクの甘さで程よい辛さに仕上がっていました。 タイカレーは私好みのサラサラとしたルーで、夏にピッタリ。 次回は定番メニューの「チキンカレー小盛り」をいただきたいです。

03

【13:30】「駒場・和楽庵」で茶道体験

【13:30】「駒場・和楽庵」で茶道体験
駒場・和楽庵

さあ、いよいよ本日のメイン、茶道体験に行きましょう!「駒場・和楽庵」は住宅街にある茶室。一軒家で気軽に茶道が楽しめます。初心者にも優しく手ほどきしてくれる茶道教室と聞いて予約しました。初心者におすすめの体験コースは「薄茶+干菓子」6,600円(税込)/人と「濃茶+主菓子」8,800円(税込)/人があり、どちらのコースも2名以上での予約となります。

住宅街にひっそりと佇む「和楽庵」の看板。「ルーシー(LUCY)」からは徒歩で5分ほどです。 和楽庵の裏口までは駅の東口方面から道なりに進むので簡単に行けたのですが、自分では表玄関が見つけられず、裏口から電話をかけると、亭主がお迎えに来てくださいました。 裏口から更に駅とは反対方向に進み、住宅街の1ブロックを半周する感じで和楽庵の表玄関に到着です。 和楽庵のホームページに「アクセス」の情報が記載されていますのでチェックしてくださいね。
今日は「薄茶+干菓子」を予約しました。 最初にお茶の流派の説明です。こちらの教室は小堀遠州。裏千家のひとつで、武士に広まった流派だそうです。 説明が一通り終わり、お客様が来たことを知らせるドラが鳴らされます。ドラを鳴らす回数は訪問客数分。こちらで迎える側、つまりお茶をたてる人に人数をお知らせするそうです。
その後、お庭に出て茶室に向かいます。 茶室に入る前には、お庭にあるつくばいで手と口を清めました。
茶室に入ったら、まずは自分の席でお辞儀をし、次に床の間に飾られている掛軸やお花を鑑賞します。 今日の掛け軸には「滝」と書かれていました。これは、お茶をたてる主人がお客さまに「少しでも涼を感じてもらいたい」というおもてなしの心から選ばれたもの。
お菓子も水を連想させる色合いでした。 「淘々壺」と名づけられたお菓子は、お米のもちもちとした食感が楽しめる逸品。 こちらのお菓子も、お皿も涼を演出する一品となっています。
口の中が甘味で満たされたところで、ご主人が薄茶をたて始めます。 本日のお茶は京都・宇治にある「山政小山園」の「小倉山」という銘柄。 お茶をたてる手順は一つひとつ決まっていて、特に「ふくさ」と呼ばれる腰にかけた布は度々、出番がありました。 そのたたみ方などの所作が美しく、見ていて爽快な気分になりました。
お湯の湧くシュンシュンとした音、茶器にお湯を注ぐ音。集中して一杯の飲み物が作られていきます。その丁寧な様を目の前で見られ、こちらまで自然と背筋が伸びていました。 最初は正座を最後までできるか不安でしたが、それもいつの間にか忘れていました。
薄茶はたてたばかりの抹茶の泡がたまらなく滑らかで、心からホッとできる味でした。 程よいお茶の甘さが堪能できます。ちょうどミルクを泡立てた時のまろやかな甘さを思い出させるようなお味。 「結構なお点前でございました」とお礼を述べて、茶室をあとにしました。

04

【15:30】「waragai」にて友人への花束をオーダー

【15:30】「waragai」にて友人への花束をオーダー
waragai

「駒場・和楽庵」で薄茶を堪能し、ご主人から茶道についてお話を聞き、茶道体験を満喫した後は、お花屋さん「waragai」へ向かいます。小さなお花屋さんですが、Instagramなどでアップされている素敵なお花に惹かれて、一度足を運んでみたいと思っていました。「駒場・和楽庵」からは徒歩で約10分ほどです。

「waragai」は淡島通りに面したところにありました。看板も控えめなので、注意しなければ気付かずに通り過ぎてしまいそうです。 ガラス窓から中を覗くと、鮮やかなお花が見えました。早速、中に入ってみましょう!
入店すると、スタッフの方から、暑くて今は花の種類が少ないこと、花が多いのは生花入荷日の月曜日と金曜日との説明がありました。 友人の発表会用の花束をオーダーしたい事や予算をお伝えすると、「ボリューム的にはこんな感じかな」とささっと束ねて見せてくださいました。秋を感じる色合いにイメージがピッタリ! 仕入れた日により、花の色合いは多少変更になるそうですが、こちらの花束に決定!
壁にかけられた素敵なスワッグ。欲しいな〜とお値段を伺うと「だいたい8,000円ぐらいです」と教えていただきました。 とても話しやすいスタッフさん。また機会があれば花束やフラワーアレンジメントなど、相談したいと思います。

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【16:00】「駒場東大前駅」にゴール

【16:00】「駒場東大前駅」にゴール
駒場東大前駅

「waragai」から徒歩10分ほどで「駒場東大前駅」に到着。今日は茶道体験で非日常な時間を過ごすことができました。「茶道」と聞くと身構えてしまいますが、気を張らずに気軽に嗜める「駒場・和楽庵」だったので、気持ちがスッキリ。静かで美味しいひとときを過ごせました。次回は濃茶コースを体験したいと思います。

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駒場東大前