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「一本杉公園」のじゃぶじゃぶ池で夏を満喫!「東京都埋蔵文化財センター」で楽しく歴史の学習♪

親子お出かけ

「一本杉公園」のじゃぶじゃぶ池で夏を満喫!「東京都埋蔵文化財センター」で楽しく歴史の学習♪

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夏の親子おでかけ。 感染症対策をとりながら、遊んで食べて、いろんな体験をして成長してほしいなと感じてます。今回はそんな親の願いに寄り添った、自然や歴史を楽しむおでかけコースです! スタート地点は京王相模原線「京王多摩センター駅」。 「おむすび権米衛 京王多摩センターSC店」でランチを購入します。 1つ目の目的地は「一本杉公園」。 じゃぶじゃぶ池でたっぷり遊んだ後は、テイクアウトしたおにぎりを食べてひと休みします。 2つ目の目的地は「東京都埋蔵文化財センター 」。主に縄文時代の文化を体感できます。 最後に「ココリア多摩センター」の「どりーむふぁーむ 夢畑」でカフェタイム&お買い物。 「京王多摩センター駅」から京王相模原線に乗って帰ります。

朝 からスタート!

Good Morning!
Good Morning!

01

【9:40】「京王多摩センター駅」のホームや改札口にわくわく

【9:40】「京王多摩センター駅」のホームや改札口にわくわく
京王多摩センター駅

ホームに降りると、かわいい駅表示がお出迎えです。駅名の横にキャラクターイラストと、下部にはアイアン調のシルエットがおしゃれです。

駅構内の柱は、リボンのモチーフが華やかです。 私が初めて多摩センターに来たのは、30年前の小学生の頃。 大学生になってからは、大学の美術館がここにできたことで、何度も足を運びました。 そのころはまだこういった装飾がなかったので、いつ頃リニューアルしたのか調べてみました。
2016年に「ハローキティ」が名誉駅長に。そのタイミングで、駅のデザインも変わったそうです。ホームで鳴る音も「ピューロマーチ」になり、駅自体がまるでテーマパークのようです。 娘が天井画を見ながら、知っているキャラクターを数えているところです。 思い出の場所に、子どもと来ることができて感慨深いです。

02

【9:50】「おむすび権米衛 京王多摩センターSC店」で、公園で食べるためのランチを購入

【9:50】「おむすび権米衛 京王多摩センターSC店」で、公園で食べるためのランチを購入
おむすび権米衛 京王多摩センターSC店

中央口の改札を出てすぐ左手におむすび屋があります。 玄米など体に優しい素材を使っていて、どっしりと大きいフォルムのおむすびで、とても好きなお店です。

「明太チーズ玄米」187円(税込)と「しそちりめん」198円(税込)を買いました。 子どもと私でおむすび2個は少なく感じられるかもしれませんが、1個がこの厚みなので満腹感がすごいのです。
かわいいロゴが入ったビニール袋は5円です。 ちなみに「おむすび権米衛」のウェブサイトで「当店のお米の生産者」を見ることができます。 京王多摩センターSC店のお米は、秋田県由利本庄市のあきたこまちだそうです。 同じメニューで、店舗ごとに食べ比べてみるのも面白いかもしれません。

03

【10:15】京王バスに乗って、「一本杉公園」まで6分

【10:15】京王バスに乗って、「一本杉公園」まで6分
多摩センター駅(バス)

駅のバスターミナル、10番乗り場から「多05京王多摩車庫前行き」に乗りました。他の系統のバスでも「一本杉公園」に停車するものもあります。

ベビーカーだったこともあって、スロープからバス乗り場に向かいました。 壁画がキュートです。
レンガが特徴的な通路を、ぐるぐる回りながら降りて行きます。
2022年夏現在の時刻表です。
「一本杉公園」の停留所に着きました!

04

【10:30】「一本杉公園」じゃぶじゃぶ池でめいっぱい遊んで、おむすびを食べよう!

【10:30】「一本杉公園」じゃぶじゃぶ池でめいっぱい遊んで、おむすびを食べよう!
一本杉公園

多摩丘陵の自然が豊かな「一本杉公園」。 多摩市と町田市のちょうど境界に接する多摩市立公園だそうです。 野球場、テニスコート、炭焼き小屋、畑、雑木林、水遊びができる「流れ」、2軒の古民家がすっぽり収まるほどの広大な面積です。 水遊びができるせせらぎや、ザリガニが釣れる池、そしてピクニックができる芝生広場など、子どもが遊べる場所がたくさんあります。

バス停から徒歩5分程度の場所に、公園の入り口があります。
すぐ右手に野球場があり、この日は試合があって賑わっていました。
野球場がこの大きさなので、公園の広さがわかりやすいと思います。 右上の長方形はテニスコートです。 程よいアップダウンがあって、ウォーキングにもぴったり。
緩やかな坂を登っていくと、だんだん視界が開けてきます。 川のせせらぎと、子どもたちの歓声が聞こえてきました。 夏季限定で水遊びができる「流れ」に到着です。
一見、自然のままに見えますが、きちんと設計と管理がされています。 一番下流の深いところでも膝下程度の水の深さで、上流からの流れは5センチ程度です。 池の水は水道水で、プールのような塩素系消毒剤を使っているそうです。 安心して子どもを遊ばせることができます。 (係員の方などはいらっしゃらないので、各自でしっかりと見守ります。)
子どもたちは水着になって浮き輪でぷかぷかしていたり、持参した水鉄砲で遊んでいたり、思い思いの水遊びを楽しんでいました。 大きめの玉石が敷き詰められていて、水の中で歩けるサンダルがあると良さそうです。
水遊びができる期間や時間が決まっていると聞き、事前にWebサイトで確認してきました。 令和4年は7月20日~8月31日で、午前9時から17時までのようです。 (期間中の平日に何度か清掃があって、使用できない日があるので要チェックです。)
清涼感いっぱいのせせらぎ。 日陰がある場所とない場所があるので、帽子などがあると安心です。
上流側にある、円柱形の手洗い場がおしゃれです。
ここから水が流れていきます。
ビニールシートを広げて、ゆったり過ごす方も。 夏休み中の日曜日でしたが、混んでおらず程よい賑わいでした。
こちらは人気がある、下流の池です。ここが一番深いぐらいで、他は浅くてくるぶしが水に浸かる程度です。 子どもは「ここ、無料なのすごいね!」と大はしゃぎ。 屋外の水辺でここまで本格的に遊べたのは、初めてかもしれません。
流れに入らなくても、水辺を歩くだけでも癒される風景です。 都内で駅から割と近い場所でありながら、森林浴が楽しめるのも多摩の魅力の一つですね。
流れのすぐそばにお手洗いがあります。
2時間ほどたっぷり遊んで、お腹が空きました。 近くに飲食店などのお店はなく、行きに買ってきたおむすびの出番です。
平たい大きな石に腰掛けて、ランチタイム。 子どもは塩気が効いた「しそちりめん」をパクパクと食べていました。 飲み物も、駅前で買っておくといいかもしれません。
一本杉のモニュメントと駐車場です。 帰りは公園の外周からバス停に向かいました。

05

【13:10】「 東京都埋蔵文化財センター」で縄文土器の復元を体験!

【13:10】「 東京都埋蔵文化財センター」で縄文土器の復元を体験!
東京都埋蔵文化財センター

多摩センターといえば、多摩ニュータウンの開発が有名です。開発によって発見される貴重な品々を展示している施設があると聞き、「東京都埋蔵文化財センター」に行ってみました。 昭和40年に「多摩ニュータウン遺跡調査会」を発足して以来、発掘、調査、研究、復元、保護などに大きく貢献しているそうです。 お堅い施設かな…とイメージしていたのですが、体験型で楽しく学べる工夫がたくさんでした!

「一本杉公園」バス停から「多摩センター駅」行きのバスに乗ります。 (時刻表のチェックをお勧めします。)
多摩センター駅の停留所一つ前の「落合一丁目」でバスを降りました。 ここから高架下に向かい、高架沿いに歩いていくと「東京都埋蔵文化財センター」が見えてきます。
入り口の土器が目印です。 駅から行く場合は徒歩5分程で、直結のデッキから降りることなく、2階から入れるようです。 1階から入る場合は階段になりますが、ベビーカーや車椅子の方はインターフォンを押すと係の方がエレベーターを案内してくださいます。
入場は無料です。 縄文時代のお二人がお出迎え。 石や貝で作られたイヤリングやネックレスが素敵です。
いろんな土器のレプリカがあって、自由に復元の体験ができます。 難易度は★★★〜★★★★★です。 正しい組み合わせだと、マグネットでカチッとハマるのが気持ちいいです。
先程のは途中で破片の上下がわからなくなってしまったので、ギブアップ。 こちらは完成しました! それぞれに砂時計が置いてあって、タイムアタックも可能です。 実際に復元する人はこんな風にサクサク進まないので、改めてその取り組みや技術に感心します。
縄文土器の模様付け体験もできます。 粘土状の板に、縄や木の棒、貝殻などで模様をつけていきます。
可愛い模様の土器があれば、縄文時代の人たちや発掘した人が喜ぶかなと思い、ハートを描いたりポップな模様をつけてみました。
終わった後はローラーで粘土を平らに戻して、備え付けのウエットティッシュで手をキレイにします。
いろんな文様を擦って、紙と鉛筆で写しとるコーナーも面白いです。
汐留から発掘された、江戸時代の染付食器です。 現在の汐留シオサイトから出土したとのことです。 この時代になると、現代とあまり変わらない食器を使っていることがわかりました。
同じく江戸時代の上水道です。 明治10年に歌川広重(三代)が作成した「御発輦従新橋ステーション御乗車之図」という色鮮やかな浮世絵(複写)に釘付けになっていました。 実物は江戸東京博物館所蔵のようです。
この写真は復元された駅舎です。新橋駅の近くで見かけたことがあります。たくさんの縄文土器が、前期・中期・後期に分類されて保管されています。
シカやイノシシを獲るためのおとし穴の断面です。 多摩ニュータウンでは、これまでに1万5000箇所にも及ぶおとし穴が発掘されたそうです…!
土器や勾玉などの縄文スタンプコーナー。 要所要所に子供用のステップが置いてあって、ありがたいです。
図書コーナーには図鑑もあって、日本全国の遺跡のページを読んでいました。
土鈴の音を聞き比べできるボタンです。 聴覚でも当時の文化を感じられます。
おしゃれに着飾ろうコーナーです。
旧石器時代から縄文時代、弥生時代、古墳時代…江戸時代まで、学校で習った日本史を思い出しながら常設展を回りました。 実物を見ていくと、より身近に感じられました。

06

【15:10】ココリア多摩センターの「どりーむふぁーむ 夢畑」でお買い物とひと休み

【15:10】ココリア多摩センターの「どりーむふぁーむ 夢畑」でお買い物とひと休み
どりーむふぁーむ夢畑ココリア多摩センター021

たくさん歩いたので、駅の近くでゆっくりしたいなと思いココリア多摩センターに来ました。 地下のフードコートがブルックリン調のインテリアで、落ち着きます。 農場直営野菜ゴロゴロカレー、お惣菜や地元スイーツ、野菜ジュースなどを販売している「どりーむふぁーむ 夢畑」に立ち寄ってみました。 堀之内、八王子、隣接している山梨の農薬不使用野菜が目をひきます。

京王多摩センター駅を背にして、京王プラザホテルの右手奥に「ココリア多摩センター」があります。
地下のフードマルシェの案内図です。 フード・スイーツのお店、フードコート、衣料品店、ドラッグストアなどが並んでいます。
「どりーむふぁーむ 夢畑」のフルーツジュースが美味しそうで、足を止めました。 カレーが人気そうでしたが、帰宅後に夕飯なのでまたの機会にします。 山梨産の小梅ソーダ380円(税込)に決めました。
梅シロップの濃厚な甘さと、炭酸のシュワっとした喉越しが、この時期にぴったりでした。 小梅のコロコロした見た目が、とっても可愛らしいです。
ラグジュアリーな雰囲気のフードコートに驚きました。 ちょくちょくココリアに来ることはあったのですが、地下は初めて利用しました。 調べてみたところ、2018年にオープンした、比較的新しいフロアのようです。
子どもがロータイプの椅子が好きで、こちらの席にしました。
整然と並べられたキッズチェアのデザインにも、こだわりを感じます。
その時の気分で選べそうな、タイプの異なる椅子やテーブル。 ブラックとブラウン系でまとめられているので、統一感があります。
シンプル&スタイリッシュな給水コーナー。 白タイルの光沢も美しいです。
一息ついた後、気になっていた「どりーむふぁーむ 夢畑」のミニトマト143円(税込)としいたけ418円(税込)を購入しました。
カラフルなミニトマトは堀之内産で「化学肥料と化学合成農薬を栽培期間中不使用」だそうです。サラダにしようと思います。 肉厚のしいたけは「JA八王子農業祭優秀賞」だそうで、バター焼きにする予定です。

07

【16:00】「京王多摩センター駅」から帰路に

【16:00】「京王多摩センター駅」から帰路に
京王多摩センター駅

自然と文化にたくさん触れた1日でした。 子どもは後日この日の出来事を「水遊びと模様つけるの、楽しかったね〜!」とよく話していました。 私もリフレッシュになったり学びがあったりで、思い出深い1日になりました。

エレベーターにもステンドグラス風のデコレーション。
子連れだと電車の待ち時間にスマホを見せることも多いので、待合室やフリーWi-Fiが嬉しいです。 ※このコースは2022年7月31日に行ってきました。
ko
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京王多摩センター