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「高尾・陣馬スタンプハイク」で初夏の風を感じよう!初夏の高尾山を楽しむアウトドアコース

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「高尾・陣馬スタンプハイク」で初夏の風を感じよう!初夏の高尾山を楽しむアウトドアコース

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清々しい風が吹き、新緑が眩しい高尾山。「高尾・陣馬スタンプハイク」が開催中と聞いて、さっそくおでかけしてきました。「高尾山口駅」に到着したら、ケーブルやリフトが出発する「清滝駅」に向かいます。「清滝駅」前で行われている「若葉まつり」を横目にまずは山頂を目指します!リフトで心地よい風に吹かれて「山上駅」に到着したら、参道を経て「髙尾山薬王院」を参拝。さらに急な階段や山道を登って「高尾山頂」へ。山頂からの快晴の青空と雪景色の富士山に感動します。「大見晴亭」のとろろそばランチを堪能して心もお腹も満たされたら最後に「高尾山ビジターセンター」を見学します。新緑に癒される、この季節ならではの高尾山を満喫して「高尾・陣馬スタンプハイク」も制覇するおでかけ、さっそくスタートです。

朝 からスタート!

Good Morning!
Good Morning!

01

【9:20】「高尾山口駅」からスタート

【9:20】「高尾山口駅」からスタート
高尾山口

「高尾山口駅」は国内・海外を問わず人気の山「高尾山」の玄関口となる駅です。2007年のミシュランガイドで三つ星の観光地として認定を受けてからは、海外の旅行者が特に目立ちます。 駅舎は世界的建築家である隈研吾氏のデザインによって2015年にリニューアルされ、存在感ある佇まい。新宿からは特急で約50分で到着です。

改札を出るとスタンプ台があり、さっそく子どもが 「これ、なあに?スタンプ押したい!」 「高尾・陣馬スタンプハイクやってるね。スタンプがあるスポットをすべて巡ったらプレゼントがもらえるかも!」 「やるやる!」 スタンプハイクとは、シートにスタンプを集めてクイズに回答し応募すると賞品がもらえるという、京王電鉄主催のイベントです。 春と秋を合わせ今回でなんと96回目になるとのこと! 今回登る「5スタンプコース」は5つスタンプを集めればOKです!

02

【9:30】「清滝駅」駅前で「若葉まつり」を見学

【9:30】「清滝駅」駅前で「若葉まつり」を見学
山麓駅

この時期は新緑が気持ちいいので、2人乗りリフトで山頂近くの駅まで行きます。「高尾山口駅」からケーブルカーの「清滝駅」、リフトの「山麓駅」までは徒歩で約5分でした。 高尾山の観光客が多いこの時期には、ケーブルカーに長蛇の列ができていることもあるので、空中散歩が楽しめるリフトはおすすめです。全長は872メートル、運賃は往復で930円(大人)、460円(小人)です。

「山麓駅」に行く途中でも新緑が楽しめました。「高尾山口駅」から「山麓駅」に行く道沿いに流れる川。せせらぎという言葉がぴったりの、こちらの川の音を聞きながら歩きます。 「高尾山の上まで登らなくても、リゾート地に来た気分だね」 「風も冷たく感じられるしね!川が流れているからかな?」
ケーブルカーの「清滝駅」、リフトの「山麓駅」前にはちょっとした広場があり、今から山に登るぞ〜という人たちで賑わっていました。 ちょうど、新緑が美しいこの時期に行われる「若葉まつり」が開催中で、高尾山にちなんだグッズが販売されているコーナーがありました。 「高尾山応援基金」という幟が立てられ、グッズを販売して高尾山の自然を守っていく資金を集めているそうです。
また、広場には舞台が用意されていました。 こちらで「若葉まつり」の期間中、大道芸やコンサート・マジックショーなど、様々なイベントが行われるそうです。 今日は「高尾山クイズ」と「ゲンキダーJショー」という八王子のご当地ヒーローによるショーが開催される予定。「高尾山クイズ」はもう少しで始まるようですが、リフトの時間もあるので、私たちは先に山頂を目指すことにしました。 今回の第20回若葉まつりは4月26日から5月26日まで開催され、他には髙尾山薬王院境内などで催し物があるそうです。 「山ほど遊べるTAKAO」サイトに若葉まつりのイベントも載っていましたよ。 http://www.keio-takao.jp/
そして、こちらも忘れずに! スタンプハイクのスタンプ台を見つけた娘、2つめのスポット完了〜と嬉しそうです。

03

【10:30】「髙尾山薬王院」に参拝

【10:30】「髙尾山薬王院」に参拝
髙尾山薬王院

リフトの「山麓駅」から「山上駅」までは約12分。「山上駅」はケーブルカーの駅よりも少し下った所に到着します。まずはここから「髙尾山薬王院」を目指します。天狗信仰の霊山である高尾山だけに、髙尾山薬王院の境内にはたくさんの天狗がいます。娘はこの天狗に会えるのをとても楽しみにしています!

「山頂駅」から髙尾山薬王院までは徒歩約30分。途中、ケーブルカーの駅「高尾山駅」の横を通過しますが、ここに高尾山スミカという売店があります。 そこで購入したのが、こちらの可愛いデザート「ディッピンドッツ・アイスクリーム」400円(税込)。 アイスクリームとは思いもしませんでしたが、お口が冷んやりする程度で、初夏にぴったりのデザートでしたよ。
最初にくぐるのは「浄心門」。 山道に現れた威厳あるその門を見て、ひと休みします。 この「浄心門」の少し手前に根っ子がたこの足のようになった「たこ杉」がありました。
「髙尾山薬王院」までは山道といっても、舗装されているのでスニーカーでなくても歩けます。 参道らしく、赤い灯籠があり涼しく快適でした。
「門が見えてきたよ!」 怖い仁王さんが横で睨んでいるこちらが「仁王門」。 清々しい空気のせいでしょうか?門をくぐると気持ちもキリッとします。
そして、この門を入るとお寺の境内らしい景色が広がり、娘が楽しみにしていた天狗がさっそくお出迎え! 凛々しくも子どもにとっては少し怖い天狗。娘は恐る恐る近づいていました。 高尾山といえば天狗!というぐらい有名ですよね。 天狗は飯縄大権現(いづなごんげん)という神様の従者として、神格化され信仰されています。
「これ、可愛くない?」 と見つけた学生天狗が描かれたTシャツ。天狗にも学生時代があったとは!(笑) こちらのTシャツは毎年イラストが変わるそうです。 お土産にぴったりですね!

04

【11:30】「高尾山」頂上へ到着!

【11:30】「高尾山」頂上へ到着!
高尾山

「髙尾山薬王院」でお土産を見て少しゆっくりしてから、徒歩約30分で「高尾山」頂上に到着です。今日はラッキーなことに、富士山を眺めることができました!気温が上がるこの時期に富士山の綺麗な姿をなかなか見ることはできないので、絶景スポットには大勢の人がいました。

薬王院の境内は階段が多く、その後は一部オフロードになる山道。森林に覆われ、どこまで上り坂が続くのかな?と気になりだす頃、たくさんの人の声が聞こえて来ました! 頂上が近いようです。 「着いた!今日は人がいっぱいだね〜」 嬉しそうに、山頂の広場に駆けていく娘。
向かった先は、絶景が見られるスポットです! こちらからは、八王子市街が見渡せました。 富士山とは反対方向の景色です。
広場の奥にたくさんの人だかりが見えます。 「あそこからもきっと、いい景色が見えるんじゃない?」 「行きたい!」 とさらに広場を進むと、富士山が目の前に現れました。

05

【12:30】高尾山頂「大見晴亭」で名物!好物!とろろそばをいただく

【12:30】高尾山頂「大見晴亭」で名物!好物!とろろそばをいただく
大見晴亭

今日のもうひとつの楽しみは名物とろろそばを山頂で食べること!とろろが大好きという娘の要望で、お弁当は持参しませんでした。「大見晴亭」は山頂にある3つの茶屋の中で、一番標高の高い所にあるお店です。こちらの「とろろそば」930円(税込)が絶品との噂を聞いて、窓口でさっそく注文。ワクワクしながら待ちます。

出てくるまでに「煮込みおでん」570円(税込)もいただきました! 今日は店内の席は満員のため、広場にあるテーブルに持ち出していただきました。こちらの茶屋では持ち出すことが可能なメニューがあって便利です。 「美味しいね。お腹がすいていたから、なお美味しい!」 「うん、お外で食べるのって気持ちいい」 と娘は山頂に吹く心地よい風に吹かれて食が進んだようでした。
追加で「なめこ汁」380円(税込)まで注文して、つるつるっと完食。 「美味しいなめこ汁!奥高尾でも食べたけど、大好きになっちゃった」
私たちが食べ終わった後もたくさんの方が並んでいて、大人気の「大見晴亭」。 「とろろそば」は噂通り美味しく、「そば」というより平たいうどんのような麺でお腹いっぱいになりました。 次回は、暑い時期に高尾山に登ってソフトクリームを食べたいと思います。

06

【13:30】「高尾ビジターセンター」で高尾山の自然を学ぶ

【13:30】「高尾ビジターセンター」で高尾山の自然を学ぶ
高尾ビジターセンター

ひと段落した所で、頂上にある「高尾ビジターセンター」に入ります。こちらは入場無料で、高尾山の自然について学べる都の自然公園施設です。分かりやすい展示で、子ども達に人気があります。今回はスタンプハイクのスポットの一つになっています。

今日は土日とあって、ワークショップも開催されていました。 「こんなカラフルな鳥がいるんだね」 ブッポウソウという鳥の色をモチーフにしたブレスレットを作るワークショップなんですよ〜と窓口のスタッフの方が教えてくれました。参加費は300円(税込)。
「ムササビ居るんだね。見たいなぁ」 と呟く娘。 「ムササビは夜行性だから、なかなか見れないかも。でも、何度も来ていたら、きっと会えるよ」
地下1階にも展示コーナーがあります。今回は、ブッポウソウの写真がメインの展示内容でした。
1階に戻り、スタンプ台を探しながら見学していると、興味深い展示がありました。 「蓋に鳴き声が書いてあるよ。」 「開けてみたら!!何が出てくるかな?」
ドキドキしながら、娘が開けるとなんとカエルのぬいぐるみが出てきました。 「わぁ、お母さんが一番びっくりした〜」 ここでは、高尾山にはいろんなカエルがいること、その鳴き声を知ることができました。 楽しみながら学べる展示はさすがです。
そして、娘はやっとセンターの中にスタンプを発見! 「やった!これでスタンプ4つ揃ったよ!」 あとは「山上駅」でスタンプを1つ押して、無事に下山するだけです。

07

【15:30】リフトに乗って「山上駅」から「山麓駅」へ下山

【15:30】リフトに乗って「山上駅」から「山麓駅」へ下山
山上駅

帰りはリフトの「山上駅」まで一気に下山しました。帰りが予定より遅くなったので、少し早足で、約45分。下りは楽に思えますが、足を踏んばらなくてはいけないので大人は登りよりハードな印象。娘はすいすいと泳ぐように下山を楽しんでいました。下りはリフト乗り場も行列ができていて、高尾山の人気に改めて気づきました。並んでいる間に「山上駅」で1スタンプGET!

08

【16:20】「高尾山口駅」にゴール

【16:20】「高尾山口駅」にゴール
高尾山口

リフトを「山麓駅」で降り「高尾山口駅」に戻ってきました!今日はスタンプもすべて押せて、親子で大満足、達成感あるおでかけとなりました。高尾には何度も来ていますが、季節によって見られる景色が違い、またコースによって楽しむポイントが違います。どんどん歩けるようになった娘は、今回制覇できなかった高尾山と陣馬山をめぐるコースの8スタンプも集めたい!とのこと。来年の「高尾・陣馬スタンプハイク」が楽しみです。 ※このコースは、2019年4月28日に行ってきました

なお、この日は土休日限定の新宿から高尾山口行きの「Mt.TAKAO号」が運行していました。みなさんも、ぜひ、機会があれば利用してみてくださいね!都心からあっという間に到着し、ゆったりと高尾山で過ごせますよ! 詳細はこちらをご覧ください。 https://www.keio.co.jp/zasekishitei/index_mt.html