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紅葉が深みを増す「高尾山もみじまつり」を楽しもう!平日ゆったりおでかけコース

ピクニック

紅葉が深みを増す「高尾山もみじまつり」を楽しもう!平日ゆったりおでかけコース

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都心部より少し早く紅葉が楽しめる高尾山。今日は友人を誘って、比較的空いていると言われる平日におでかけしてきました。「高尾山口駅」に到着したら、ケーブルカーやリフトが出発する「清滝駅」に向かいます。「清滝駅」駅前にはケーブルカーを待つ列が!すぐに乗車できるリフトで「山上駅」に向かいます。リフトに揺られて紅葉を楽しみながら「山上駅」に到着したら、「十一丁目茶屋」で秋のお土産を探します。途中「高尾山薬王院」への参道「男坂」を経由して、紅葉の見所「仏舎利塔」を見学。急な坂を下りたら「高尾山薬王院」に到着です。薬王院で紅葉を楽しみ、帰りも同じルートで下山。お楽しみのランチは「高尾山口駅」と「高尾駅」の中間ぐらいにある「蕎麦と杜々」へ。こちらで11月限定の新蕎麦を楽しみます!それではスタートしましょう!

朝 からスタート!

Good Morning!
Good Morning!

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【09:30】「高尾山口駅」からスタート

【09:30】「高尾山口駅」からスタート
高尾山口

「高尾山口駅」は人気の山「高尾山」の玄関となる駅です。2007年のミシュラン観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で「三つ星」として認定を受けてからは、海外の旅行者も多く、紅葉シーズンは特に賑わいます。 スギ材を使った和のテイストの駅舎は、2015年にリニューアルされたもので、世界的建築家である「隈研吾氏」によるデザイン。新宿からは、シーズン限定のノンストップで高尾山口駅までMt.TAKAO号で約50分で到着です。

改札を出てすぐに目に飛び込んできたのは、この景色。 「わあ、銀杏が黄葉してる!綺麗だね〜」 「これからの山路が、もっと楽しみだね」 高尾山では11月2日から30日まで「もみじまつり」が開催されています。

02

【09:40】リフトで「山麓駅」から「山上駅」へ

【09:40】リフトで「山麓駅」から「山上駅」へ
清滝駅

「高尾山口駅」からケーブルカーの「清滝駅」、リフトの「山麓駅」までは徒歩で約5分でした。 高尾山の観光客が多い時期、ケーブルカーに長蛇の列ができているのはめずらしくないことですが、この日の朝も早い時間帯だったので列が。私たちはリフトで登ることにしました。リフトは全長872メートル、運賃は往復で930円(大人)です。料金は、ケーブルカーでも同じです。乗車時間は約12分。

03

【10:00】「十一丁目茶屋」でお土産を買う

【10:00】「十一丁目茶屋」でお土産を買う
十一丁目茶屋

リフトを降りて5分ほど歩くと、「十一丁目茶屋」に到着です。「高尾山もみじまつり」の土日の催しでは、例年、こちらの茶屋前で人気のマス酒の販売や東京こけしの販売が行われます。また、茶屋には眺望が良い店内席があり、人気があります。

「寒いと甘酒、特に美味しそうだね」 今日は少し気温が低く、小雨が降って来たこともあり、すでに店内で暖を取る人が見られました。営業は10時からです。
店頭には、いつも置かれているお土産に加え、もみじが描かれた秋らしいお土産が並んでいましたよ。 「ムササビのぬいぐるみがあるってことは、高尾山にいるんだね」 「夜行性だから、会えないだろうな〜」 友人はとても、ムササビに会いたそうでした。
茶屋を通り過ぎると、有名な「たこ杉」が出迎えてくれました。 「立派な根っこだね!」 思わず手を合わせる友人。拝みたくなるような神々しさです。

04

【10:30】男坂を経由して「仏舎利塔」近くの紅葉を楽しむ

【10:30】男坂を経由して「仏舎利塔」近くの紅葉を楽しむ
高尾山仏舎利奉安塔

「仏舎利塔」は、高尾山薬王院に向かう参道途中にあります。「十一丁目茶屋」からは徒歩で約15分です。「浄心門」の先にあり、途中の108段もある上り階段はなかなか人を寄せつけません。訪れる人は比較的少ないようですが、近年特に紅葉が綺麗との噂を聞いて、今回初訪問してみました。 もみじの数が多い1号路の中でも、一番紅葉を楽しめるそうです!また「仏舎利塔」から「高尾山薬王院」までの道中が良いとのこと。期待して、まずは男坂の階段を上りました。

「まだ階段があるよ」 男坂の108段を上りきったのに、さらに上があると知り、私はちょっと面くらいましたが、友人は元気よく階段を上って行きます。 「苦抜け門」をくぐり、私も続いて上ります。
「あと少しだよ!」 スタスタと先に行く友達が声をかけてくれます。
「着いた!綺麗に紅葉している!真っ赤だね、真っ赤だね〜」 と愉快な友人は歌い始めました。周辺は私たち以外誰もおらず、心置きなく紅葉を楽しむことができました。
「ここが一番綺麗だね〜」 「見所って聞いていたところだね」 目の前に展開される緑、赤、黄色の3色が混じる光景は、思わずシャッターを押してしまいます。 おかげで紅葉の写真がたくさん撮影できました!
静かな中、紅葉を満喫して薬王院へ向かいますが、下りもさすがに急です。 坂上から下を見ると、人だかりができていました。 この辺りだけ人が少ないのだとさらに実感し、紅葉を楽しみながら坂を下りました。
途中、見上げるともみじも綺麗に染まっていました。

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【11:30】「高尾山薬王院」へ参拝

【11:30】「高尾山薬王院」へ参拝
高尾山薬王院

「仏舎利塔」から徒歩約10分で「髙尾山薬王院」に到着です。境内には、すでにたくさんの人がいました。天狗信仰の霊山なので、山門をくぐると大きな天狗の像が私たちを睨みつけます!願いが叶うという「願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)」は人気で、こちらにも待つ人の列ができていました。

「到着したね」 「でも、平日とは思えない人だね。人気なんだ!」 一足先に紅葉を楽しめて、私たちはとても満足していました。
「みんな紅葉を楽しみにしているんだね」 「そうだね。街はまだ紅葉していないし、今日は少し寒いけど、まだ暖かいから登りやすいよね」
「高尾山の山頂ではないけれど、ここも標高が高いから真っ赤になっているね、あの木とか」 山の所々が色づいていて、緑との対比がとても綺麗でした。

06

【12:30】「山上駅」から「山麓駅」へ、リフトで下山

【12:30】「山上駅」から「山麓駅」へ、リフトで下山
山上駅

帰りも紅葉を間近で楽しめるリフトで下山します。山上駅には、まだまだ山に登ってくる人もいました。ケーブルカー高尾山駅前の「スミカ」には名物の「天狗焼」を求めて長蛇の列ができていました。ひんやりするこれからのシーズン、温かい食べ物は外せませんね。

こちらにも、美味しそうな秋のお土産がたくさん並んでいましたよ!

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【13:00】「蕎麦と杜々」で季節の八王子産の野菜天ぷらと新蕎麦を味わうランチ

【13:00】「蕎麦と杜々」で季節の八王子産の野菜天ぷらと新蕎麦を味わうランチ
高尾山 蕎麦と杜々

さあ、今日2番目のお楽しみ!秋の味覚を味わうランチタイムです。高尾山口駅を通り越し、国道20号を高尾駅方面に向かいます。高尾山口駅から徒歩で約15分「蕎麦と杜々」に到着、高尾山の喧騒とは異なり静かな山里。ゆったりとお食事がいただけそうです。

少し山里を散策して、こちらの看板を発見! 「あったよ。ここだわ」
最初にビールで乾杯です! 「瓶ビール」680円(税別)。他には「高尾ビール」880円(税別)や「芋・麦焼酎」700円(税別)などがありました。 「御通し」250円(税別)は、地元の野菜で作られたピクルスでした。もちろん美味!
やってきました!本日、メインの「天ぷら蕎麦」1750円(税別)。 「天ぷらはお塩もつけていますので、お好みで楽しんでくださいね」 スタッフの方より説明があり、最初はこちらの塩でいただきます。 天ぷらの中で特に、さつまいも、じゃがいもはホクホクもっちりと甘く、八王子産のお野菜って美味しいだな〜と実感。 お蕎麦は田舎風で、今日は寒いため温かいかけ蕎麦でいただきました。ちょこんとのせられた柚子がいい香りで、アクセントになり、お蕎麦も天ぷらも大満足。
最後に蕎麦湯も出てきて、さらに温まります。 「お腹いっぱい!天ぷらのボリュームすごいね、野菜だけなのに!」
店内は座卓が3つという、こぢんまりしたお店ですが、照明がほんのりと灯り、遠くに来たな〜と旅行気分に浸れる雰囲気です。
今日は外のテラス席だけが空いていたので、こちらで頂きましたが、次回は店内で、お蕎麦や一品料理も楽しみたいと思います。 「再訪決定だね!」 と友人と約束して、お店を後にしました。

08

「高尾山口駅」にゴール

「高尾山口駅」にゴール
高尾山口駅

「蕎麦と杜々」から徒歩約15分で「高尾山口駅」に戻ってきました。 今日は一足先に今年の紅葉を楽しみました。平日と言えど、たくさんの人で賑わう高尾山の「もみじまつり」ですが、スポットによっては静かな中で紅葉を楽しむことができます。 みなさんもぜひ、お気に入りのスポットをみつけて高尾山の紅葉を楽しんでくださいね。 ※このコースは、2019年11月13日に行ってきました