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「國領神社」で満開の藤の花を観賞して予約必須の名店「Don Bravo」でピザランチを楽しむ散策コース

お散歩・行楽

「國領神社」で満開の藤の花を観賞して予約必須の名店「Don Bravo」でピザランチを楽しむ散策コース

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振り袖姿の女性を例える花をご存知ですか?実は、藤の花を指しています。優雅で柔らかな印象を受ける淡い紫色のグラデーションが美しい藤の名所が京王線沿線の「國領神社」にあるという情報をキャッチ。今日は國領神社にちなんで「国領駅」から向かうことにしました。まず「国領駅」を出たら近隣のグルメスポット「Don Bravo(ドン ブラボー)」に足を運び、「ケーキ工房 いづみの森」でお土産を購入し、最後に「國領神社」で藤の花を観賞します。旬の短い藤の花を存分に楽しむおでかけコースです。

朝 からスタート!

Good Morning!
Good Morning!

01

【11:20】京王線「国領駅」からスタート

【11:20】京王線「国領駅」からスタート
国領駅

京王線「国領駅」は各駅停車の停まる駅。「新宿駅」から急行で「つつじヶ丘駅」へ行き、乗り換えて約20分で到着しました。新宿寄りの「柴崎駅」と「国領駅」の間で地下化しているため、ホームは地下にあります。地上に出てくると景観がよく美しい駅舎が特長的です。改札はひとつなので待ち合わせにも迷いません。今日は南側へ向かいます!

02

【11:30】「Don Bravo(ドン ブラボー)」で話題のピザランチ

【11:30】「Don Bravo(ドン ブラボー)」で話題のピザランチ
Don Bravo(ドン ブラボー)

狛江通りを歩くこと約5分、お目当てのイタリアン「Don Bravo(ドン ブラボー)」に到着しました!コンクリート調の無骨さが恰好良く、隠れ家のようで「本当にここがお店?」と不安になりましたが、にこやかに店員さんが出迎えてくださいました。道路側は窓ガラスのみでオープンだったそうですが、昨年のリニューアルで印象をがらりと変えたのだとか。

2席のみのカウンターに通していただきました。 目の前にはピザを焼く窯があり、白ベースで珍しいデザイン。 次々と焼き上がるピザを横目に、メニューと睨めっこしながら決めました。
最初に運ばれてきたのは、こちらのサラダ。 味が濃く活き活きとした大地の恵みを感じる野菜と、ビネガーの風味が効いたドレッシングが爽やかな一品。 奥に写っているのは自家製のチーズが香る全粒粉のパン。 もっちり、サクっとした食感も楽しくお代わりしたくなる美味しさでした。
オーダーしたピザがやってきました! 選んだのは、 「マルゲリータ(1,100円税込)」と「4種のチーズ〜クアトロフォルマッジョ〜(2,450円税込)」のハーフ&ハーフ。価格は1,890円(税込)でした。 ランチはサラダ・パンにメインをピザかパスタかを選び、最後にドルチェが付くという内容です。 この他には椎茸と生ハムを使ったものや、ズワイガニとカラスミの組み合わせもあり悩んでいたところ、ハーフ&ハーフにする提案をいただきそのようにしました。 全粒粉をベースにホエーなどを使ったピザ生地が絶品! どちらもチーズがたっぷりと使われているものですが、ベースが違うので飽きることなく最後まで美味しくいただきました。
デザートはマスカルポーネを使ったムースのようなものと、フルーツのマチェドニアでした。 緑色をしているバジルオイルが良いアクセントになり、初夏を思わせる味わい。 密かに行ってみたいお店としてリストアップしていたお店に伺うことができ、大満足の昼下がり。 というのも、予約が取れないお店としても有名な「Don Bravo(ドン ブラボー)」。 この日も11:30と早めの来店でしたが、何組かのお客さんは入れませんでした。 平日、休日にかかわらず予約しての来店がおすすめです。

03

【12:50】「ケーキ工房 いづみの森」でお土産探し

【12:50】「ケーキ工房 いづみの森」でお土産探し
ケーキ工房 いづみの森

「Don Bravo(ドン ブラボー)」から国領駅まで戻り、そのまま狛江通りを北上すること約10分、甲州街道と交わるあたりに「ケーキ工房 いづみの森」があります。 レンガの壁にある控えめな看板が可憐なケーキ屋さんです。 地元の方からの支持が厚く、この日もお子さん連れの来店が多数見られました。

目の前にある華やかなショーケースには色とりどりのケーキが並んでいます。 「シーズン終わりですが苺を使ったケーキがたくさんありますよ」と店員さんからおすすめしていただきました。 オーソドックスなものから、苺の形をしたムースのケーキなどバリエーション豊かなラインナップ。
店内右側には、焼き菓子のコーナーがありました。 バトン型のフィナンシェや、ギモーブと呼ばれるマシュマロなどこちらも可愛らしい雰囲気。 ひとつからでも、ラッピングもしていただけるとあり様々なシーンで利用できそうです。
購入したのはこちらの3点! 「シュークリーム(260円税込)」 「ベイクドチーズケーキ(280円税込)」 「ショートケーキ(420円税込)」です。 どれも美味しかったのですが、中でも特にときめいたのはシュークリーム。 なんと中にキャラメルソースが入っていて、ちょっぴりほろ苦く大人テイストなんです。 どれもひと工夫あり、もっといろんな種類のケーキを食べてみたくなりました。

04

【13:30】「國領神社」で藤の花を観賞

【13:30】「國領神社」で藤の花を観賞
國領神社

本日のメインイベント、藤の花が見頃の「國領神社」にやってきました! 「ケーキ工房 いづみの森」からは甲州街道を調布方面に歩いて約10分ほど。 明治8年に今の地で「國領神社」と改称された歴史の長い神社です。 鳥居をくぐると、藤の甘い香りに包まれました。

はやる気持ちを抑えてまずは手水舎で手を清めます。 驚いたことに、なんと自動でお水が流れる仕様でした! 環境に配慮されていて、現代的です。
主祭神は神産巣日神(かみむすびのかみ)。生命の生成で復活と再生をつかさどり、古事記や日本書紀などにも所縁のある神様です。 生命ということにちなみ、健康をお祈りしました。
いよいよ藤の鑑賞タイム。 この日は7分咲きとのことでしたが、すでに圧巻です。 クチナシの花のような、甘い香りが漂う中、美しい藤棚に見惚れてしまいました。 棚から下がる淡い紫色の花房、いつまでも眺めていたくなります。
「千年乃藤」という看板がありました。 一番大きな藤は神産巣日神が藤の樹に力を与えたともいわれるご神木であるとの説明がありました。 また、藤はフジと読み不二や無事に通じるため、災いを防ぎ護るとしてご神木にご祈祷する姿も見られました。
こちらがご神木になる花です。 ひとつひとつ表情の違う花たちがひしめき合うように咲き、説明にあったように生命力を感じずにはいられませんでした。 遠目で見ると可憐なのに、近づいてみると力強さも感じる素敵な花です。
境内入口では「藤まつり」と「泣き相撲大会」のお知らせをする看板が通行人の目を惹いていました。 毎年開催される藤まつり、2019年は4月28日(日)と29日(月)に開催されています。 出店があったりステージでの催しがなされるなど賑わうお祭りの日にも行ってみたい國領神社。 毎年4月上旬に公式HPにてお知らせがあるので見てみてください。
駅に向かう前に、神社の前にある歩道橋に登ってみると、藤棚を上から見ることができました。 なかなか目にできない貴重な風景かもしれませんね。

05

【14:00】「布田駅」へゴール

【14:00】「布田駅」へゴール
布田駅

國領神社から南へ向かい5分程度歩くと、京王線「布田駅」に到着しました。國領神社は国領町の住所になりますが、布田駅が最寄りになります。 藤の見ごろは毎年4月下旬になることが多いそうです。樹齢400年〜500年ともいわれる見事な藤を、また来年も観に行けるようにと平穏を願う1日になりました。みなさんもぜひパワー溢れる藤をお目当てに足を運んでみてください。※このコースは、2019年4月23日に行ってきました