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こだわりパンケーキを食べて、調布の一大イベント「映画のまち調布“秋”花火2018」で風情ある秋花火を満喫するおでかけコース

イベント

こだわりパンケーキを食べて、調布の一大イベント「映画のまち調布“秋”花火2018」で風情ある秋花火を満喫するおでかけコース

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今日は、第36回目となる調布花火大会「映画のまち調布“秋”花火2018」におでかけ!約1万発の花火とあって毎年大人気で遠方から訪れる方も多く、京王線沿線ではとても知名度が高いイベントです。まずは「布田駅」からスタート!NEW OPENの「パンケーキ専門店 BUTTER & MILK」でふわふわのパンケーキを食べたあとは、花火大会の会場「電通大グランド」までお散歩です。花火会場で出店している屋台めぐりで準備を整えたら、いよいよ花火鑑賞の時間。映画や映像関連のスタジオや企業が多数ある調布市ならではの、映画とコラボレーションされた一風変わった花火を心行くまで愉しみましょう。たっぷりと花火を堪能したあとは、余韻に浸りながら調布のまちを散策、あっという間に「調布駅」にゴール。いざ、花火大会へ出発です。

昼 からスタート!

Good Afternoon!
Good Afternoon!

01

【15:00】「布田駅」からスタート

【15:00】「布田駅」からスタート
布田駅

今回は京王線「布田駅」からスタートです。布田駅に停車する電車は各駅停車。「新宿駅」からは各駅停車、もしくは準特急で「千歳烏山駅」まで行き、各駅停車に乗り換えると約25分で到着します。布田駅の改札はひとつなので、改札を出たらそのまま南方面へ進みます。

02

【15:10】「パンケーキ専門店 BUTTER & MILK」でティータイム

【15:10】「パンケーキ専門店 BUTTER & MILK」でティータイム
パンケーキ専門店 BUTTER & MILK

「布田駅」から歩いて5分もしないうちに、オレンジ色の看板が見えてきました。開店まもない頃から賑わう「パンケーキ専門店 BUTTER & MILK」はお皿を揺らすとぷるぷると揺れるほど厚みのあるパンケーキの専門店。ベーキングパウダーを使わずメレンゲを立てて作られた生地には、店名にも入っているバターミルクも入っていてこだわりを感じるパンケーキと早くも評判です。多くの人で賑わう花火大会に向かう前にゆっくりとした時間を過ごしましょう。

メニューの写真がどれもおいしそうで悩ましいラインナップ。一番人気は「キャラメルバナナ」(1,280円税込)なのだとか。 ホイップがボリューミーでとても甘そうに思えたのですが、“一般的なホイップよりも甘さを控えめにしてある”という産地や脂肪分にこだわったクリームだとの案内がありました。
初めてなので生地をじっくり味わいたいと、「プレーン」(1,080円税込)をオーダー。1枚ずつ焼きあげていただけるということで、この日は注文から20分後に到着しました。 見るからに柔らかくふわふわとしたパンケーキが3枚と、角切りバターとメープルシロップが添えられています。 珈琲やジュースも選べる「セットドリンク」(200円税込)は紅茶にしました。
思わずふるふると揺らしてみたくなるパンケーキ、しっかりと震えて丁寧にメレンゲを立てて作られたものだとわかります。 半分に切ってみると、メレンゲの線が残っていました! 混ぜすぎずに焼くことでふわふわな生地を保っているのでしょうか、とても口当たりよくバターの風味を感じる優しい味わいのパンケーキ。 メープルシロップの甘みを追加すると、幸せが口いっぱいに広がりました。
期間限定のパンケーキ、訪れた日は「マロン」(1,380円税込)でした。定休日は不定休もあるのでおでかけ前にはオフィシャルのSNSで確認することをおすすめします。 店内があまり広くないという理由で小学生未満のお子さんとベビーカーの入店は不可でしたが抱っこひもはOK。この日も赤ちゃんを抱っこしている親子さんの姿を見かけました。

03

【16:30】花火会場で出店している屋台めぐり

【16:30】花火会場で出店している屋台めぐり
調布 秋花火パンフレット

「パンケーキ専門店 BUTTER & MILK」から多摩川方面へまっすぐ南下すること徒歩25分、花火会場のひとつでもある「電通大グランド」付近へ到着しました。 映画のまちらしく、音楽との融合が評判の花火大会、音も聴きたいと思い、今年はシート席の「電通大グランド会場」の有料席から鑑賞します。 有料席を購入しなくても大きな花火を楽しめるほか、特に布田会場では屋台も多く出店があり秋祭りの雰囲気も味わえます。

会場に入ってみると「広島焼」(500円税込)や、「オムやきそば」(500円税込)のいい匂いに惹かれて列に並びました。 他には唐揚げや焼きそば、牛串などの屋台飯や、ケバブ、ペットボトルのドリンクの販売がありました。
活気ある呼び声と「たまご包のオム焼きそば」(500円税込)が珍しく、こちらをオーダーしてみました。 でき立てだったので熱々で、卵で包まれている分ボリュームがありお腹が満たされました。 唐揚げはプラカップに入っていたり、牛串は串のままいただけるので食べ歩きにもぴったりです。
シート席は90×90cmの正方形のレジャーシートを敷いてグランドから鑑賞するもの。 場所は自由なので先着順でよい席を取っていくというスタイル。 数ある有料席のなか、車椅子でも利用しやすいのはこちらのシート席という案内がありました。 コンビニエンスストアなどで発券したシート席(2,000円税込/人)と引き換えに、4色のレジャーシートがいただけます。 映画や花火のマークや淵にフィルムが描かれていてこだわりを感じるレジャーシート(500円税込)は、花火大会のオリジナルグッズを販売しているブースでも購入可能。 オリジナルグッズには手ぬぐいやマグカップなどもあり毎年集めているというコレクターもいました。

04

【17:30】「映画のまち 調布“秋”花火2018」を鑑賞

【17:30】「映画のまち 調布“秋”花火2018」を鑑賞
電通大グランド前(バス)

“秋”花火ということで、花火のイメージからすると早めの17:30開始。 18:30終了予定と約1時間ですが、10月30日の開催とあって日没後は肌寒く感じました。 花火大会といえば夏のイメージですが、秋だとあまり遅くまでなりすぎない優しい時間設定で、会場には小さなお子さんの姿もたくさん見られました。 最大8号玉という力強いサイズ感と、約1万発という盛大な花火大会、開始一発目から会場では大きな拍手が沸き起こりました。

冒頭から惜しみなく連続した花火が上がり、熱気に包まれていました。 今回は携帯電話で撮影し、ズーム機能を使わなくても画面いっぱいに撮影できるほど近い距離で観ることができました。 大きな菊の花の中から、たくさんのカラフルな牡丹が広がっていくような「スターマイン」と呼ばれる花火が贅沢にも長い間連続的に打ち上がり、あまりの風格に思わず息をするのを忘れるほどでした。
こちらは個人的に一番気に入った花火。 初めて目にしましたが、向日葵のようなデザインの千輪です。 次々と夜空に咲く暖色の向日葵がとても愛らしく、魅入ってしまいました。 花火も年々進化していて、新しいものに出逢えるのも嬉しいことです。
中盤に差し掛かり、突然大きな“ミッション・インポッシブル”のテーマ曲が流れ始めました! 数曲のBGMにあわせた花火が打ち上がり、音楽と花火のコラボレーションです。 写真は“グレイテスト・ショーマン”のテーマ曲に合わせて、たくさんのカメラに囲まれてシャッターが切られるときのように、ピカピカと点滅するという新しい千輪花火です。 “マンマ・ミーア!”のテーマやMr.childrenの“HANABI”など、話題の大きかった映画のテーマソングや花火にまつわる曲とあわせて打ち上げられる大きな花火は、臨場感に溢れたショーを観ているようでした。 音楽と融合させた演出は高度な技術が必要ということでなかなかお目にかかれませんが、「映画のまち」を謳う調布らしいパフォーマンスに感激しました。
ハート型や型物花火と呼ばれる土星、花車といった多岐にわたる花火の中、富士山のようなものも見つけました。 変わり種が上がると会場から笑みがこぼれ、観客との一体感も生まれていました。 いよいよフィナーレというときに咲き誇った大輪の菊。 蕾のような菊が尾を引いて広がっていく様、日本ならではの花火でとても美しかったです。 フィナーレでは地上付近に高く打ち上げられる花火も同時に上がるため、まさに圧巻。 大切な人と会場で打ち上げられる音や振動とともに味わっていただきたい“秋花火”でした。
電通大グランドの様子はこのようになっていて、コートの外を囲むように席を取り鑑賞することができます。 利点としては専用のごみ箱とお手洗いが用意されていたこと。 こちらでは仮設トイレのほか、電通大グランドに常設されている車いすやベビーカーでも利用できる 「だれでもトイレ」 があり、バリアフリーな優しい会場でした。
会場を後にしようとすると、突然のアナウンスがありました。 有料席のチケットを調布花火に協賛している飲食店に提示すると、なんと優待が受けられるというもの。 当日いただけるパンフレットの中面にQRコードがあり、200店以上のお店の掲載がありました。 花火の後だけでなく前にも利用できるというサービスを使って調布を街歩きするのも、わくわくします。 また、カメラ部門とスマホ部門に分かれたフォトコンテストも開催されていました。
夏開催と比べて打上終了も18時30分という時刻だったので、そのあと夜ごはんを食べるにもゆったりとできます。 調布駅周辺には飲食店が多いので、花火大会後にゆっくりと食事して帰れるのも良いですね。

05

【19:30】京王線「調布駅」にゴール!

【19:30】京王線「調布駅」にゴール!
調布駅

調布駅まで「電通大グランド」から約1キロ。歩くと考えたときは長い道のりに思えましたが、人の流れもありあっという間に着きました。 花火大会当日は相模原線「京王多摩川駅」に普段は停まらない準特急が停車。 また、花火会場付近の道路が封鎖され路線バスやタクシーは運休するなど交通規制があるので注意が必要です。 本日は布田駅からスタートし、「パンケーキ専門店 BUTTER & MILK」でぷるぷるパンケーキを頬張り、電通大グランドから大迫力の「映画のまち調布“秋”花火」を鑑賞しました。前後では屋台やブースも楽しみ、お祭り気分を味わえた平成最後の調布の花火大会。 年号が変わる次年度の花火大会へも期待感が増します。来年も再来年もずっと続いてほしい、“調布花火”開催時におすすめのコース、ぜひおでかけの際には試してみてください♪ ※このコースは2018年10月27日に行ってきました