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親子で牧場体験!「磯沼ミルクファーム」でちち搾りやバター作りを楽しむおでかけコース

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親子で牧場体験!「磯沼ミルクファーム」でちち搾りやバター作りを楽しむおでかけコース

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今回は高尾線「山田駅」にある牧場「磯沼ミルクファーム」で親子で牧場体験を楽しむコースをご紹介します。まずは「ココテラス」でおいしいインドカレーランチを食べてから牧場へ向かいます。「ちち搾り体験教室」に「子牛のお散歩」、放牧場での「エサやり体験」、そして「バター作り体験」にも挑戦!「直売所」で乳製品をお土産に購入します。最後に駅近くの「あずきカフェ」でカフェタイムをして「山田駅」にゴールします。食欲の秋にぴったりなおでかけコースです。

朝 からスタート!

Good Morning!
Good Morning!

01

【10:50】高尾線「山田駅」からスタート

【10:50】高尾線「山田駅」からスタート
山田駅

「山田駅」は高尾線の駅です。新宿駅から準特急(高尾山口行き)に乗ると48分ほどで到着します。

改札のある2階へは、エレベーターで上がることができます。
改札前にオムツ替え台を完備した、だれでもトイレがあります。
改札はひとつです。まずは早めのランチに向かいます。

02

【11:00】「ココテラス」でカレーランチ

【11:00】「ココテラス」でカレーランチ
ココテラス

山田駅から徒歩5分のところに「ココテラス」があります。数十種類のスパイスと、水を使わないで、ミルクで煮込む本格的な薬膳カレーのお店です。

木のぬくもりが感じられる店内は、とっても落ち着けます。 小さい子連れでしたので、お店の方が子ども用の椅子を用意してくださいました。
子ども用に「キッズカレー」(500円税込)をオーダーしました。 可愛らしい顔で、ワイワイ言いながら食べていました。 ピラミッドの形のライスも、子どもたちに大好評でした。
大人用には「ホットチキンカレー」(900円税込)をオーダー。 サフランライスの色合いに加え、食欲をそそられる盛り付けです。 スパイスから作られたカレーは、バランスのよいピリ辛な味わいでおいしい! ランチセットは、全てにミニサラダがついてきます。

03

【12:20】「磯沼ミルクファーム」へ

【12:20】「磯沼ミルクファーム」へ
磯沼ミルクファーム

「ココテラス」から徒歩5分ほどのところある「磯沼ミルクファーム」に到着です。動物は放牧され、好きなだけエサや水を与えられた環境で飼育されています。 「ちち搾り体験」の他にも、「カウボーイ・カウガールスクール」も開催されています。

今日は毎週日曜日の13時から行われる「ちち搾り体験教室」(700円税込)に参加します。30名限定なので事前予約をしました。12時30分から受付開始です。
受付場所には、丸テーブルと椅子があります。 大きな木の木陰で快適です。よく見ると・・
なんと、ぶどうの木でした! 「ぶどうの木ってこんなに大きいんだね」。 子どもたちは目を輝かせていました。
最初に牧場主から挨拶と「磯沼ミルクファーム」の説明がありました。 現在4種類の牛が飼育されていて、日本国内でも珍しいレベルに入るそうです。 また「牛は命がけで人間に奉仕してくれている。ミルクは牛が命を捨てることなく得られる唯一のものだ」ということも強調されていらっしゃいました。心にずしっと響きます。 それから、ちち搾り体験の手順について説明がありました。実践の前には、皆で指の添え方などを練習することができました。
1グループずつの交代制なので順番が来るまで、部屋の外で待ちます。 「次ですよ」と声をかけられると、ドキドキ! 「きちんと搾れるかな?」
最初は大きな牛に圧倒されてちょっと緊張してしまいましたが、親子で初めての「ちち搾り体験」を楽しむことができました。 「牛さんのミルクってあったかいんだね」。 搾りたてのミルクはとても良い香りがしました。

04

【14:00】「子牛のお散歩」&「エサやり体験」

【14:00】「子牛のお散歩」&「エサやり体験」
磯沼ミルクファーム

「ちち搾り体験」に参加するとオプションメニューで「子牛のお散歩」に参加することができます。参加費用は500円(税込)です。 その後、放牧場で牛に「エサやり体験」も行うことができました。

まずは、牛を警戒させないためにブラッシングをしてあげます。
ほとんどの方が初めてのため、子牛のお散歩は近距離間の往復で行われます。職員の方が親切にフォローしてくれました。
牛舎の前では記念撮影タイムがありました。 牛さんとのお散歩が終わったので、私たちは牧場内をお散歩することに。
可愛らしい生まれたての赤ちゃん牛の牛舎もありました。 札がありましたので日付をみると、生後数日しかたっていませんでした。生まれたてでも体重は30~40kgあるそうです。
生後2年で小牛を産めるようになります。体重は種類にもよりますが、だいたい400~600kgにもなるというので驚きです。
高台になっている放牧場にも案内していただきました。 ここでは牛も羊も放し飼いで、自由に草を食べています。その牛に「エサやり体験」をすることができます。職員の方が配ってくれる牛の好物の草を差し出すと、おいしそうに牛が食べてくれました。

05

【14:40】「バター作り体験」に参加

【14:40】「バター作り体験」に参加
磯沼ミルクファーム

「ちち搾り体験教室」に参加した場合のオプションメニューがもうひとつあります。「バター作り体験」です。 瓶に入った生クリームを振ってバターを作ります。

バターの完成には20~30分ほどかかるそうです。 複数名のグループで参加可能で、参加費は1瓶分(4〜5人向けの量)で1000円(税込)です。
振り方のポイントは「縦に小刻みに速く」です。 振り続けると腕が疲れますが、ほどよい疲れなので、皆楽しそうです。
20分ほど振ると、急にボッテリとしてきます。 蓋を開けると、真っ白で綺麗なバターが完成していました。
バターの試食用にフランスパンをいただきました。たっぷりのバターを塗ってお好みでシナモンパウダーをつけてかぶりつきます。 作りたてのバターは口の中で溶けるほどなめらかで、とてもおいしかったです。

06

【15:20】「直売所」でお土産を購入

【15:20】「直売所」でお土産を購入
磯沼ミルクファーム

「直売所」ではお土産を購入することができます。アイスクリームや牛乳、ヨーグルト、バームクーヘンが有名です。

乳製品はどれも新鮮でおいしそうです。 牧場主さんが最初のお話で紹介されていた、4種類の牛のミルクがブレンドされた牛乳「みるくの黄金律」(840円税込)がずっと気になっていました。「ご当地牛乳グランプリ」の金賞も獲得しているそうです。
自宅用とお土産用に2本購入しました。 牛乳好き家庭に喜ばれる一品ですね。
カップアイス「みるくの黄金律」(260円税込)も購入しました。 ミルクそのままの真っ白な色あい、味は濃厚でとてもおいしかったです。
実はもうひとつお土産にしてもいいと言われたものがあります。 牛舎に敷き詰められている堆肥に混ぜている「カカオの殻」です。同じものが高級チョコレート店でも販売されているそうです。他にもコーヒー豆の殻も混ぜ、コストをかけながら牛が快適に且つ清潔に保たれるように努力をしているとのことです。 牧場主さんから見本として手渡してもらった「カカオの殻」は、チョコレートのとってもいい香りがします。「見本は持って帰っていいよ」ということで子ども達が大喜び!ビニールに入れて持ち帰りました。
駅に向かう帰り道に再び放牧場を通りました。 放し飼いの羊が好物の新芽をおいしそうに食んでいました。皆、毛並みがつやつやで健康的なのが印象的でした。 緑が美しく、動物たちがイキイキとしている牧場で貴重な体験ができました。

07

【15:50】「あずきカフェ」でカフェタイム

【15:50】「あずきカフェ」でカフェタイム
azukicafe

「磯沼ミルクファーム」から徒歩15分ほど。山田駅前にある「あずきカフェ」で休憩していくことに。なんとあずき入りのカフェオレ「あずきカフェ」をはじめ、ケーキなどのスイーツがいただけます。

ゆったりとしたスペースでベビーカーでも入ることができます。 不定期でワークショップも開催されている、開放的な空間です。
子どもたちは「かぼちゃのチーズケーキ」(250円税込)を選びました。 かぼちゃの味が濃厚であっという間に完食していました。
私はおすすめの「あずきカフェ」(450円税込)をホットで。 初めての味でしたが、コーヒーとあずきがマッチしていて、とてもおいしかったです。 お店の方に伺うと、カフェオレにゆであずきを入れているそうですが、お店ならではのコツがありそうです。

08

【16:30】高尾線「山田駅」ゴール!

【16:30】高尾線「山田駅」ゴール!
山田駅

今日は親子で一日たっぷり、牧場で牛や羊と触れ合うことができました。そして、生き物や食について考える良い機会でもありました。 都心から一時間弱で行くことのできる、体験型の牧場に、おいしいグルメも味わえる山田駅。食欲の秋にぜひ行ってみてくださいね。 ※このコースは2017年8月13日に行ってきました