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吉祥寺のオアシス「井の頭恩賜公園」へ!おいしいグルメを巡る人混み知らずののんびりお散歩コース

お散歩・行楽

吉祥寺のオアシス「井の頭恩賜公園」へ!おいしいグルメを巡る人混み知らずののんびりお散歩コース

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吉祥寺エリアののシンボル的存在「井の頭恩賜公園」。ほとんどの人が吉祥寺駅を利用して訪れていると思いますが、実は「井の頭公園駅」という、駅名のとおりアクセス抜群の最寄駅があるのです。 今回はあえて「井の頭公園駅」をスタート地点とし、公園内に佇む「ペパカフェフォレスト」でエスニックランチし、井の頭池でスワンボートから自然を満喫。人気洋菓子店「レピキュリアン」でお土産を、チャイ専門店「チャイブレイク」でおいしいチャイをテイクアウトします。吉祥寺駅周辺の喧騒とは離れた、落ち着いた環境の中でのんびり楽しめるおでかけコースをご紹介します。

朝 からスタート!

Good Morning!
Good Morning!

01

【11:45】「井の頭公園駅」からスタート

【11:45】「井の頭公園駅」からスタート
井の頭公園駅

今回のコースは井の頭線「井の頭公園駅」からスタート。 吉祥寺駅を出発して最初に停車するのがこの駅です(各駅停車の場合)。 改札口は1ヶ所のみ。 渋谷行ホームで下車した場合は、地下道を通って線路下をくぐり、反対側ホームに隣接する改札階に出ます。

02

【12:00】マイナスイオンに包まれたカフェレストラン「ぺパカフェフォレスト」でランチ

【12:00】マイナスイオンに包まれたカフェレストラン「ぺパカフェフォレスト」でランチ
ペパカフェフォレスト

井の頭公園内のシンボル的カフェレストランといえば、こちらの「ぺパカフェ・フォレスト」。タイ料理を中心としたアジア・エスニック料理を楽しむことができます。 おいしい料理もさることながら、こちらのレストランの一番の魅力はその立地。 目の前に広がる井の頭公園を眺めながらの食事は最高です。

レストランのエントランスまではちょっとした階段を昇ります。その脇にはスロープが隣接しているので、ベビーカー連れでも心配はありません。 オープン時間であるお昼の12時が近づくと、どこからともなく人がこの付近に集まりはじめます。
フロアは北側に向かって開けているため、店内には眩しすぎない安定した光が差し込みます。 暖かい季節になると公園側は全面開放されるので、まさに「森林の中にあるカフェレストラン」といった趣きです。
14:30まで提供している「ぺパカフェランチプレート」(1100円税別)は、選べるメイン料理にスープ、サラダ、生春巻き、ドリンクがセットになったお得なプレートです。 単品のオーダーも可能です。
料理を待っている間に店内を見回していると、すぐに目についたのでこちらの冷蔵庫。 日本のスーパーや酒屋さんではあまり見ることのないアジアンビールがずらりと並んでいます。 エスニック料理にご当地ビール。特に夏の暑い日の夜なんて最高だろうなぁ。
普段なかなか自分で作ることがない、グリーンカレーをメインとした「ローストチキンのグリーンカリー」のランチプレートをオーダーしました。 ココナッツミルクの甘い風味と、後からじわじわくる辛さがなんともいえません。 生春巻きにサラダ、スープもあって、エスニック料理をいっぺんに楽しむことができる大満足なプレートです。
目の前に広がる井の頭公園の景色を眺めながら、ゆっくりランチしたあと、心地よい満腹感とともにお店を後に。平日でも時間帯によって行列ができる人気店なので、週末ともなるとランチタイムは混みあうので時間に余裕をもってでかけましょう。 予め階段に設置されているイスを目にするだけでも人気店ということがうかがえます。

03

【13:30】「井の頭公園」でボート体験!

【13:30】「井の頭公園」でボート体験!
井の頭池

「井の頭池」は公園の中心にあり、春になると池を囲むように咲き乱れる満開の桜を楽しむことができるお花見スポットです。 公園の桜を満喫できるベストスポットがボートなのです。

「ぺパカフェフォレスト」を出て、井の頭池に架かる「七井橋」の方面に歩いていくと、橋のすぐ手前にボート乗り場が見えてきます。 出入り口付近はちょっとした広場やベンチスペースなどがあるため、休憩する人々で賑わいます。
入口から通路をすすみ、突き当りにある券売機でチケットを購入します。 値段は一隻あたりの値段です。 どのボートに乗るかによって値段や利用時間が変わります。 ・スワンボート 30分/700円 ・サイクルボート 30分/600円 ・ローボート(手漕ぎ) 60分/700円 (すべて税込)
微笑ましいくらいにわかりやすい通路分けです(笑)。 この日は利用者もまばらでしたが、混雑時はこれくらいはっきりと区別しないと誘導しづらいのでしょう。
お値段は100円高いけれど、このビジュアルに負けてスワンボートをセレクト。 ボート乗り場までのデッキに沿って並ぶスワンボートは、総出でお出迎えしてくれているかのよう。健気な姿がなんともいえません。 目元のまつげにも注目!
中央にハンドル、左右に2ヶ所、足漕ぎペダルがあります。 ひとりで漕いでも十分に進みますが、こればなかなかの重労働。 2人でペースを合わせながらゆっくり回遊する方が、景色を眺める余裕も生まれます。
橋からはただ眺めるだけのカモたちも、ボートに乗ればこんな間近でそのかわいい姿を見ることができます。 鳥たちもすっかり慣れているのか、ボートが近づいても特に逃げる様子もなく、マイペースに泳いでいました。

04

【14:15】「レピキュリアン」でお土産を購入

【14:15】「レピキュリアン」でお土産を購入
レピキュリアン

吉祥寺を代表する人気洋菓子店のひとつ「レピキュリアン」。 上質で上品な味わいのお菓子はどちらというと大人向けスイーツな印象です。 他にはないオリジナリティー溢れる商品に熱烈なファンも多く、お土産に喜ばれること間違いなしです。

不定休なので地元の人でさえ、タイミングが悪いとなかなか開店時に訪れる機会に恵まれないそうです。 営業日は13:00からオープンしているのですが、必ずしもその時間にケーキがたくさん用意されている保証はないとのこと。 出来あがり次第、ショーケースに並べられるそうです。 この日店内に客足が途絶えることはなく、「営業していてよかった~」と言いながら入店するお客さんの姿もありました。 来訪する前に一度電話で確認することをおすすめします。 電話:0422-46-6288
ケーキだけではなく、焼き菓子やチョコレート、マカロン、ゼリーなど魅力的なものがたくさん。ケーキ以外の商品は開店直後でも比較的豊富に取り揃えられています。 この日は他ではあまり見かけることのない「ヌガー(100円税別)」というスイーツをお土産に選びました。甘くしっとりとしたキャラメルのような硬さのキャンデーの中に、ナッツがふんだんに練りこまれていて、見た目も華やかです。 試食用として自分にもちゃっかり購入。 「人からいただいたことがきかっけで、リピートしてくださるお客様もいらっしゃるんですよ」という店員さんの言葉に納得です。

05

【14:30】「チャイブレイク」でスパイシーでおいしいチャイをテイクアウト

【14:30】「チャイブレイク」でスパイシーでおいしいチャイをテイクアウト
チャイブレイク

井の頭公園から吉祥寺通りに出る坂の途中にあるチャイと紅茶の専門店です。紅茶専門店というとヨーロッパのイメージが強いですが、こちらの看板メニューはチャイ。落ち着いた色調の外観ですが、インテリアにはアジアンテイストを感じます。

チャイブレイクでは、店内での喫茶はもちろんのこと、テイクアウトの注文も受け付けています。こういったサービスはさすが公園隣接店。 甘くてスパイシーなチャイを片手にゆっくり公園散策するのもいいですね。 注文は店内で受け付けているのでさっそく中へ。
店内は入口から奥に向かって縦長のフロアになっています。ダークブラウンで統一された店内はどことなく老舗の喫茶店のよう。ひとりでゆっくり寛ぐにも良さそうなです。 テイクアウトの注文はお会計のカウンターで直接伝えます。 脇にはたくさんの茶葉が所狭しと並んでいました。 お店のこだわりを感じる品揃えです。
チャイはホットとアイスのどちらでも注文できます。 大きく分けて「煮出しミルクティー(500円税込)」と「スパイスチャイ(550円税込)」の2種類があり、スパイスチャイはマサラ、シナモン、ジンジャーの3つのスパイスから選ぶことができます。 今回はシナモンのスパイスチャイを注文しました。 じっくりと煮込んだ茶葉の風味が口いっぱいに広がります。 「さすが専門店だけのことはある」と思わずにはいられない深い味わいでした。

06

【16:00】「井の頭公園駅」にゴール

【16:00】「井の頭公園駅」にゴール
井の頭公園駅

温かいチャイを飲みながらのんびり公園内を歩いて再び井の頭公園駅に戻ってきました。 スタートの時と同様、吉祥寺駅の喧騒とは無縁の落ち着いた雰囲気に心癒されます。 帰りも各駅停車に乗ってのんびり帰ることにしましょう。 *このコースは2017年3月13日に行ってきました

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井の頭公園