※この記事は2017.02.12に作成された記事です。
2017/02/05(日)〜 2017/02/19(日)まで八王子市夢美術館で
海老塚耕一 「励起する表面」
作品を触れる・見る・感じる
が催されています。
いつも企画展は2か月程の期間ですが今回は2週間と短いです。
11日(土)にワークショップがあったので参加してみました。
励起(れいき)とは物理用語で、外からエネルギーが与えられることで、
元のエネルギーが高まる状態が保たれることを指します。
本展は一般に「見る」芸術とされている美術を視覚以外の感覚を用い「触れる」ことで美術作品を鑑賞するユニークな展示です。
この展覧会は作品に触れて美術を感じることが出来る他写真撮影もOKでした。
床に置かれた板に彫刻刀で掘られた跡が残る作品。
壁に掛かった作品
どれも手で触って感触を確かめられます。
ワークショップではさらに色々な大きさの紙を当てて鉛筆・色鉛筆・クレヨン・パステルでその上からこすり出しの技法で作品を写し取っていきます。
作者の海老塚氏は干拓(?)と言われていました。
「見るだけの美術品は晴眼者の為だけのものだ」とも。
最初は遠慮がちに始めましたが皆さん大胆に取り組まれているので
私も楽しくなってきました。
昔子供の頃木の縁側でクレヨンでこんなことしたな~という思い出が蘇って来ます。
実際こすり出してみると彫刻刀で彫られた跡だけではなく木そのものの凹凸も感じられます。
作品自体が抽象的な物が多かったのでちょっと思っていたのと異なりましたが触って感じることが出来る珍しい展覧会です。
あと残り1週間ですがぜひ体験してみて下さい。
スポット名 | 八王子市夢美術館 |
連絡先 | 042-621-6777 |
住所 | 八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | 10:00~19:00 |