日野市内には今も江戸時代から流れる日野用水が流れています。
以前ご紹介した日野宿本陣やそば処ちばいも用水の近くです。
今年の春にその日野用水沿いにカフェがオープン。

カフェ花豆

https://twitter.com/cafehanamame

実はこちらのお宅、日野の旧家有山家のご自宅を開放したカフェなのです。
有山家は名主の佐藤彦五郎の四男彦吉の養子先であり、彦吉は土方歳三の甥にあたります。

明治26年の日野大火で有山家が被災したため佐藤彦五郎は本陣の部屋を送ることにしました。

元々あった本陣の「上段の間」と次の間が曳家でこの有山家に用水を使って運ばれたのです。
上段の間は明治天皇が休息された事もあるお部屋です。こちらは非公開となっています。
これは新選組ファンとしては行ってみたいスポットです。

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前置きが長くなりましたが家の前の用水を渡り門を潜ります。

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ちょうど朝からの雨が上がって庭の木々の緑が綺麗。

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玄関を入ります。

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1階のお部屋殆どを開放していらっしゃるようで広いです。
ソファのある応接間、ダイニング、こじんまりした書斎風のお部屋それにお庭に面したテラス席。

「お好きな席にどうぞ」と言われましたのでテラス席に。

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11時過ぎでしたのでデザートと紅茶のセットにしました。
デザートは季節によっていろいろ変わるようです。

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お庭にはケヤキの大木が茂っていますがこれから冬になると落葉して庭の紅葉が紅葉するそうです。
魚の泳ぐ火鉢やテーブルに活けられたお花がきちんとレイアウトされて
インテリア雑誌に出てくるようなお宅です。
カフェは土・日・祝日だけ営業されていて普段はここで生活されているそうです。
ご主人が気さくにいろいろ説明して下さるので思い切って本陣から移した部屋の事を訊いてみました。

そのお部屋は中庭を挟んだ本宅の方にあってこちらからでも見えますよ、とのこと。

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書斎の窓から覗くとかすかに本宅が見えます。

「あちらには兄が今も住んでいますのでうちの裏までなら外からご覧になってもいいですよ。」
お言葉に甘えて後で写真を撮らせていただくことに。

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そんなお話をしていると焼きリンゴと紅茶が来ました。
焼きたてのあったかいリンゴの上にバニラアイス、キャラメルがかかっていて
ラム酒の香りもするような?

優雅なティータイムを過ごすことが出来ました。

お薦めは自家製ハムのランチプレートだそうですよ。
日野散策の時ふらっと寄ってみてはいかがですか?

2月と8月はお休みとなりますのでご注意下さい。

お料理担当の奥様は明るい笑顔がステキな方。
ごちそう様をして裏に回ってみます。

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(許可を得て中庭に入っています)

大きな木の向こうにお宅が見えました。
あちらが本陣から曳いてきたお座敷なんですねぇ。
歴史を感じます。

去年訪れた谷保の本田家といいこちらの有山家といい興味のあった場所を
拝見することが出来ました。
思いって持ち続けていれば叶うんだなと実感しました。

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すぐ近所に咲いていた小さな白い花。
これは牛かく草。
土方家で製造販売していた薬、石田散薬の原料です。
資料館で鉢植えになっているのは見たことがありますがこんな風に

いっぱい咲いているのを見たのは初めてです!

このスポットの情報
スポット名 カフェ花豆  
連絡先 042-583-9458
住所 日野市日野本町1-15-9
定休日 月~金 (2・8月 年末年始)
営業時間 11:00~17:00