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駒場東大前の東大口に降り立ち・・・

東大構内をくねくねと潜り抜け、

位置的には、まっすぐ先の門を抜けて右に歩くと

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ここ。

ROAST WORKSがあります。

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THE COFFEESHOP DAIKANYAMAが先にオープンしており、

代官山の店ではスタンディングかテイクアウトで

スペシャルティコーヒーが味わえます。

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ROAST WORKSに勤務していた方が、

他のお店でロースターをしていたり、

スペシャルティコーヒーのお店の方々は

互いの店のコーヒーを飲み歩くことはごく当たり前のことのようですね。

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ここには、

店内に入ると直ぐに大きな焙煎機が。

代官山の店には焙煎機はなくて

ここで焙煎した豆を代官山でも使いますし、

もちろんこのお店でも使った美味しいコーヒーがいただけます。

スペシャルティコーヒーの一般的なお店だと

焙煎機は2kgぐらいだと聞きましたが

こちらは12kgサイズ。

ドイツのPROBAT(プロバット)社の焙煎機で

とても有名なブランドだそうです。

その大きさと、重厚なデザインからして

「機関車だ!」そんな風に思ったりしました。^^

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その焙煎機でロースターをしているのは

成澤 敬介さん。

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焙煎している豆の香りを確かめています。

成澤さんは、カプチーノからコーヒーに目覚め・・

さまざまなスペシャルティコーヒーの有名店のコーヒーを味わい、

富士珈機というコーヒー機器メーカーが焙煎機を時間貸しているのを利用して

焙煎の経験を積み

現在ここROAST WORKSのロースターとして

26歳の若さで任された仕事をしています。

さぁ

今は夏真っ盛りですから、アイスコーヒー。

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このメニュー見ますと、

コーヒー好きにはたまらない感じの

細かに書かれた豆の特徴の数々。

素人の自分は、

アイスコーヒーミックスという

ROAST WORKSがアイスコーヒー用にブレンドをした豆で

頂くことにしました。

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そのアイスコーヒーミックスについては

小さなパンフレットがありました。

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開くと

「どんな感じの味わいを目指したブレンドなのか」

「ブレンドした豆の種類」

「フレーバーの種類、酸の質、甘さの質」など

なんとなくのイメージでも把握できたり、

好きな方には、細かな情報と言える内容なので

コーヒー豆・ブレンドの知識的には

決してハードルは高くないと思いますね。

こんな風に、

コーヒー通にも、

私のような素人にも。

全ての人にやさしい配慮があることは、

吉祥寺LIGHT UP COFFEE、

そしてここ ROAST WORKSにも共通して感じる

お店のスタッフの心遣いでしょう。

このアイスコーヒーミックスの特徴を

ごくごく簡単に言うと、

「スペシャルティコーヒー特有のフルーティさよりも、

苦みをしっかり感じ取れ深煎り。

深煎りはダークチョコレートのスパイシーさから始まり・・・

後味にはチョコレートやキャラメルみたいな甘さやクリーミーさ。」

すみません、

おおざっぱで。

今回の記事では、

こちらのお店で初めて目にした“スチームパンク(STEAMPUNK)”について

書きたいと思います。

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まず、アイスコーヒーを私がオーダーしますと・・

豆を計量します。

ここで登場、

そして記事のトップで登場している女性こそが

ROAST WORKSのマネージャー、ヤナグチ ユキさんです。

ここのオーナーとの出会いによって

「コーヒーをやってみないか。」と言われ・・・

様々なコーヒーの知識から、

実践的な経験を積んで今があります。

そのヤナグチさんが豆を計ったら

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コーヒーを挽くマシンにかけます。

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挽いた豆は、このスチームパンク(STEAMPUNK)へ。

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このスチームパンクは素晴らしいシステム。

サイフォンの様にかき混ぜなくて、

真ん中にタブレットがあるのが、おわかりになりますか?

このタブレットでレシピ設定ができるそうです。

*温度

*かくはんの回数 等々。

そして、アイスコーヒー用のレシピはすでにインプットされており・・

そのレシピ通りの働きをするのがスチームパンクです。

これがまた見ていて面白い。

上のコーヒーにお湯が注がれ・・・

管を通って水泡がキレイで感動していると

「ここから先が、皆さん感動する場面です!」と成澤さんに言われ、

あわててカメラ持ち直して。

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下にコーヒーが落ちる時の

アツアツのコーヒーの存在感が感動的なのですね!

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おちたコーヒーをカップに入れると

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成澤さんは、素早く・かつ 丁寧にかき混ぜ、

アイスコーヒーに仕上げます。

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こちらが、アイスコーヒー。

ステンレスのストロー。

ちなみにこちらのお店には

砂糖・ミルクは置いてないのです。

コーヒー本来の美味しさを味わうために。

(ミルクを入れて飲むコーヒーもあり、それにはミルクがもちろん入っています)

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なるほど、

いい意味の酸味を感じるフルーティさより

深煎りの感覚は、苦みではなく

実にのどごしよく、アイスコーヒーを味わえます。

成澤さんからは、

いろいろ教えて頂いた中で“ボディ”についてもお聞きしています。

よくコーヒーの言い表しで“ボディ”聞きますね。

ボディとは液体の質感だそうです。

水が、さらさらと感じ・・・

はちみつは、とろりと感じる。

液体の重さとも成瀬さんが。

素人の自分は聞きました。

「水がサラサラなのと、はちみつがトロリとするのはわかるのですが・・・

コーヒーはどれも同じ液体だから、

その中で“ボディ”を感じ分けることが、いまいちわからないです。」

成瀬さんには、

コーヒーを1杯・1杯

味わうごとに、そのボディが感じ取れる今があるそうです。

その繊細で微妙なニュアンス・感覚が

1杯のコーヒーから感じ取れるから

今このお店で、

ロースターを任されるのかもしれません。

ROAST WORKSで使う豆は、

商社から買っていると聞きました。

「それじゃ、大規模な店と同じじゃないの?」

それは違いました。

商社はその時・そのシーズンに美味しい豆が採れたら

それを多数・多種を仕入れ・・・

成澤さんがその商社に出向いて

“カッピング”をすることで

美味しい豆を選び出すのです。

今回のアイスミックスコーヒーにブレンドされている

ベースになった豆は“コロンビア”

そのコロンビアは、

ヴィラ地区の小規模生産者の豆だと言います。

小規模生産者とは、どういう事かと言えば・・・

普通、コーヒー豆にはできた農園の名前がつきます。

しかし、農園より規模の小さなところで採れたコロンビアには

作った人の名前が付くのだそうです。

今回飲んだアイスコーヒーのコロンビアには

アンセルモトゥルジージョさんの名前がついているのです。

凄い。

商社が選んだ美味しい豆の中から

選びに選ばれたコロンビアは

ここ駒場東大前のスペシャルティコーヒーの店 ROAST WORKSに

ヴィラ地区のアンセルモトゥルジージョさんが作った豆がたどり着く結果。

広い世界の中、

コーヒー豆の収穫できる産地から・・・

ここにたどり着くのですから。

グラスに注がれた1杯のコーヒーには

そんなストーリーが詰め込まれている。

だからこそ、

その1杯を味わって・・・

そうすると

いつの日か自分にも

“ボディ”が理解できる日が

来るのかもしれないとか。

スペシャルティコーヒーのお店に出会うたび

その店その店の

個性・努力・コーヒーへの想いが伝わってきます。

最後に。

スペシャルティコーヒーの世界では

互いの店をリスペクトしあいます。

ライバルだと避けることはせず

仲間になるのだと聞きます。

成澤さんは言いました。

「コーヒーの世界ってとても狭いんです。

コーヒーを通じた仲間のその知り合いが、自分の知り合いにもなったり。」

生き生きと語る成澤さんも

マネージャーのヤナグチさんもとても若いです。

まさに

フレッシュな雰囲気が

高い天井、広い空間、スタッフからも感じ取れる店。

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ROAST WORKSのご紹介でした。

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「meets井の頭線:井の頭線でみつける!ていねいな暮らしのヒント」

このスポットの情報
スポット名 ROAST WORKS (ローストワークス)
連絡先 03-6407-1344
住所 渋谷区富ヶ谷2-22-12
定休日 年中無休です。
営業時間 OPEN 10:00~ CLOSE SUNSET(日没まで)