※この記事は2015.08.06に作成された記事です。

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今回はコチラをいただいてきました。

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お店はと言いますと、

桃のカルボナーラのかき氷をご紹介した、

” イタリアン×富士山天然氷 Sciroppo(シロッポ)“の本来の姿、

ペル ラ ヴィータ 十号坂。

夜はイタリアの地方料理を味わうことのできるイタリアンレストランです。

内田シェフに、

「冷製パスタはありますか?」

とお尋ねしたところ、

「アメリカンチェリーの冷製パスタでしたら、夜お召し上がりいただけます。」

と返ってきました。

カウンター席につき、

内田シェフと、店長の松門(まつじょう)さんが厨房に立つ光景を

目にしながら、頂くことに。

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ノンアルコールですから、

ここは“100%ブラッドオレンジジュース”を。

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ちなみに、

ボードにワインはじめ、リモンチェッロなど

イタリアの料理を楽しみながらいただくアルコールのメニューも豊富ですね。

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先ず1品目は・・・

大好きなアスパラガスの料理です。

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“アスパラガスのソテー 目玉焼き添え”

目玉焼きと言いましても、

ビスマルク風のポーチドエッグに近い感じだと内田シェフ。

家に帰り、ネットで見ると・・・

“アスパラガスのビスマルク風”というレシピが多数出てきました。

メジャーなメニューなのですね。

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さて。

アスパラガスが太くで先の方も丸みを帯びていかにも美味しそう。

“千葉県産のアスパラガス”だそうです。

これでも、時期を若干過ぎて細くなった方だと言います。

刈ったもとの部分まで全部美味しいです。

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そしてたまごの部分。

黄身がこんもりとして、

フォークで黄身がはじけ、あふれだして

アスパラガスに実にあいますね。

パスタの前に、もう1品頼みました。

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こちらが

“播磨灘産 牡蛎のソテーと白いんげんの煮込み”であります。

牡蛎も白いんげんも・・・

調べてみると、フィレンツェで食べることが多いようです。

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「牡蛎はソテーする前に、蒸してあります。

鰻をかば焼きにする前に、蒸すと美味しいのと同じですね。」とシェフ。

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わ~。

牡蛎の表現に合わないかもしれないですが、

ほんとう、ふっくら&ふんわり。

噛みしめるとじゅわーっとします。

いんげん豆も美味しく煮込まれていました。

さぁ、待ちに待った冷製パスタです!

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内田シェフの手にあるのが

大粒のアメリカンチェリーです。

アメリカンチェリーの一粒一粒に、

1周包丁で切り目を入れて、

両サイドをひねり、中の種を取り除きます。

(これはアボカドの種を取る方法と同じですね)

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そして

このアメリカンチェリーの冷製パスタに必要なのが・・

右 オリーブオイル

左 チェリーブランデー だそうです。

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オリーブオイルは、この容器の中には

これ。

アルベルトさんのオリーブオイルのブルーのボトルが入っています。

このブルーのボトルを料理には使っているそうですね。

バランスのとれたブルーのボトルのオリーブオイルは

桃のカルボナーラのかき氷にも使われていました。

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そして、材料を合わせ、ピュレにします。

色々な工程を拝見していましたが・・・

私(素人)が家で冷製パスタを作る時・・・

パスタを茹でたなら

流水麺のごとく、ざるにあけて

冷水でジャージャー洗っていたのですが、これってNGらしいです。

茹でたてのパスタに水をかけると

水分を吸ってぶよぶよになってしまうそうですね。

ですから内田シェフは

ボウルにロックアイスを入れて

パスタとピュレを入れたボウルをその上に乗せて

手早く和えることで冷やしていました。

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きました!

“アメリカンチェリーの冷製パスタ”

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ラズベリーの赤。

ビーツの赤とは、また異なる赤ですね。

レッドチェリーの粒もごろり、入っています。

生ハムも赤いから・・・赤一色のセカイですね。

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わーなんだろう!

フルーツというより・・

レッドチェリーとブランデー、

そしてやはり、オリーブオイルのマイルドな感覚。

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レッドチェリーの新鮮さが

その場でピュレしていただいたからか

サラダの様にフレッシュです。

生ハムの塩気もぴったりで。

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内田シェフの作るソース(ピュレやかき氷のシロップ)は

最後まで美味しいから飲み干したくなりますね。^^

ここで内田シェフについてすこし。

ちょうど今年がシェフになって20周年だそうです。

その中で、

東麻布にかつてあった有名店“カメレオン”で働いていたことがあって

そのお店のシェフは萩原雅彦さんという有名人だそうです。

萩原さんは、かつての“料理の鉄人”に出演なさり・・・

アイアンシェフに勝利した経験も終おありだとか。

そんな師匠は、

個性的なイタリアンを提供するというより、

基本的なイタリアンを

美味しく料理できる方だと言います。

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食後、内田シェフの作ったティラミス(そしてコーヒー)。

「これが僕の本業です。」と。

つまりは、

かき氷も昼の顔、夏の顔ではありますが・・・

イタリアのデザート、ティラミス。

これこそが

内田シェフの作る美味しいイタリアのデザート。

ペル ラ ヴィータ 十号坂は

イタリアの地方料理が味わえるレストランです。

「イタリアのどの地方の料理がお得意ですか?」の問いには・・

「これまでに修業した3つの州の料理が得意ですね。」と。

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イタリアの地図の中、

赤く塗られた3つの州が

内田シェフの修業の地だったそうです。

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内田シェフ、

店長の松門さん、

ありがとうございました。

ごちそうさまでした。

※この日、イタリアのパスタについても少しお聞きしたり

お店で買って帰ったパスタがあります。

それについては、別の記事に書きたいと思っています。

「あいぼりー91号連動企画:夏バテ気味でもつるっといける!ひんやり個性派“涼麺”」

【イタリアン×富士山天然氷 Sciroppo(シロッポ)のお知らせです】

*天然氷について内田シェフからの大切なお知らせがあります。

「天然氷の蔵元の方より、

予定よりも早く、今年の分の天然氷が無くなるお知らせがとどきました。

天然氷で9月までは、かき氷を提供する予定でしたが、

今現在の天然氷がなくなり次第、

「純氷」に切り替え、9月末までの間は

かき氷を提供いたします。」

氷が天然であるからこその、現状であることをご理解いただけると、

取材させていただいた私もありがたく思います・・・

*テレビ放映のお知らせです

2015年8月7日(金) テレビ朝日「スーパーJチャンネル」(15:50からスタートの番組内)

2015年8月11日(火)日本テレビ「スッキリ!!」(8:00からスタートの番組内)

※いずれも、かき氷に関するテレビの放映になります。

このスポットの情報
スポット名 イタリア地方料理 ペルラヴィータ十号坂
連絡先 03-5309-2557
住所 渋谷区笹塚3-17-3 つるやビル1階
定休日 月に2回お休みがあります。(火曜日はランチはお休みになります)
営業時間 18:00~24:00 食材と雑貨販売は11:00~25:00