※この記事は2015.06.17に作成された記事です。

年末年始に本を読む時間があった時に、

“薬膳”に興味を持ったことがありました。

薬膳の為の食材を集めなくても、

シリアルやグラノーラに、

サツマイモの干したもの・黄な粉・甘栗、

アーモンド、松の実、くるみ、胡麻などを組み合わせて入れて食べることで

冷え性や便秘に効果があると知って

朝食に用いていました。

とても好みの食材ばかりでしたから美味しいのです。

健康にいいからと言って、

美味しくなければだめだと思いますね。

そして今回、

肉NGの食生活に直面して

“ヴィーガン”に注目しました。

ヴィーガンは

動物性の食品をとらないだけでなく、

動物からなる生活用品も使わないことなど、

かなり思い入れが強いと言うか、制限の厳しい生活を思い浮かべます。

今回行ってきたお店は

“オリエンタル・ヴィーガン”と言いまして、

動物からなる生活用品を使わないところまでの制限はなく、

食材として“にんにく・にら・らっきょう・ねぎ・たまねぎ(これらを五くんと言います)”を使わない、動物性食材抜きの食事を食べることのできる食事法です。

すみません・・。

冒頭からむずかしい感じに書いてしまいました。

下北沢駅から成徳高校を過ぎたところを左に曲がり、

東大原小学校が右手に見えたら、

少し先の左手にあります。

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ここが“薬膳食堂ちゃぶ膳”であります。

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店内は入ると直ぐに3席あるカウンター。

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そしてお店の名前の通り、ちゃぶ台が2つお座敷席にあります。

店主の高田大治さんが大好きだったお店にちゃぶ台があったことから

「お店を開くならちゃぶ台の有る店がイイなぁ」そう思って

ちゃぶ台のあるちゃぶ膳を今から7年前に開いたと言います。

当時はスープカレーのお店でした。

営業していくうちに、

お客様の声で、“野菜だけを使ったカレーが食べたい”という要望があり

それがきっかけで“オリエンタル・ヴィーガンのお店”に変化していったそうです。

高田さんご自身、

小学生の頃の体質がとても弱くて、

食べるモノの多くを吐いてしまうので

お粥ばかり食べる日々が続いたのだそうです。

そんな幼少時代の辛い食生活の記憶が手伝って

お客様の“野菜だけ”の要望に応えたいという思いが芽生えたのだと言います。

東京都内にヴィーガンのレストランはかなり増えてきています。

でも、こちらのお店を一番に選んだのは・・・

例えばコレ。

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“冷やし中華”が食べることができること。

制限・制限と気にした生活は

いつしか食事メニューの幅を狭めてしまいました。

“冷やし中華が食べれるんだ!”これはある意味感動でしたね。

さっそく作っていただきました。

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じゃじゃじゃじゃん♪

コレがヴィーガンの冷やし中華ですよ。

麺類はうどんONLYの私は真っ先に

麺は何で出来ているのかを神経質にお聞きしました。

出して見せて頂いた麺は、

有名なお店の麺でした。

原材料は見事に添加物などなく、動物性のモノは不使用です。

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さぁ具材をご紹介しましょう!

(葉ものから右回りに)

*ハンダマという葉2枚(裏はムラサキ色です)

*ベジ卵焼き(かぼちゃを蒸してすりおろしてあります)

*ベジたらこ(アマランサスを茹でたもの)

*タピオカ

*きゅうり

*ベジハム(高野豆腐です)

*トマト

*クコの実

ハンダマという葉を初めて知りました。

紫色の部分にはポリフェノールが、

ベータカロテン・GABAなどなど、栄養価の高い野菜です。

沖縄で栽培される植物のハンダマ。

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お店の外にある鉢植え。

これもハンダマだそうです。

水にハンダマをさして根を生やし、土に埋めて育てるとこのようになるそうです。

冷やし中華のたれも甘酸っぱくて美味しく、

ラーメン用の麺を久しぶりにツルツルっとすすりました。^^

具材も一つ一つが美味しいですよ。

「あー私は今、冷やし中華食べている!」

さてさて。

この日、もう1つの夢を叶えました。

それはカレーです。

市販のカレールゥには動物性の脂や添加物が入るので

カレーを食べることが今は難しいのですが

スパイスは良しとされています。

特にターメリックは良いですね。

塩分を控えるためにはスパイスの有効活用は実行しています。

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カレーもいろいろ揃う店ですが、

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今回はこのスープカレー。

酵素玄米ご飯と共にいただきました。

スープカレーには植物性の脂を使います。

先ほどご紹介したハンダマを使ったマーユです。

今回はそれも控えめに作って頂きました。

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カリフラワー・白菜・人参・じゃがいもなどのお野菜がたっぷり。

スパイスの辛みが何とも美味しいスープカレー。(辛さは調節ができます)

作っていただいている時から久々のカレーの香り。

スパイシーなこのスープカレーは格別です。

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こちらで食べる玄米は酵素玄米です。

玄米と小豆と塩で発酵させて作る玄米のご飯。

更にはもずくを加えてあります。(もずくを加えることで塩分を減らせるのです)

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デザートも登場。

お食事するとこのサイズのデザートをサービスで出してくださいます。

(単品で頼むと大きいサイズです)

これは“かぼちゃとバナナのチェ”です。

チェはベトナムのデザートで・・・

私がチェを初めて知ったのはSOUP STOCK TOKYOの夏の限定スイーツからでした。

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ココナッツミルク・てんさい糖・塩で煮込んだ中に

茹でたかぼちゃとバナナを加えてできる簡単なスイーツ。

これならば家でも作れます。

ちゃぶ膳のメニューは英語でも書かれています。

ヴィーガン料理を求めて来る人の多くは外国の方であったり、

女性であったり。

“冷やし中華”に“スープカレー”

ヴィーガン料理の世界で、

このメニューを叶えたのはちゃぶ膳です。

ヴィーガンでスープカレーを作ろうとした際

いろいろ探してみても前例が無かったので

高田さんご自身が苦労を重ね、考案されたそうです。

こんな風にこだわって作れば、

色々なメニューが食べられるんだな。

そうは思っても

材料の入手や

一つ一つを作る手間や苦労を考えると・・・

たまに食べたくなるラーメンやカレーは

ここ、ちゃぶ膳に来るしかないな。

そんな風に思ってお店を後にしたわけです。

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こちらが店主の高田さんです。

色々なことを教えて頂きましたが、

「おまえはまだそんなことも知らないのか?」と常にご自身に問いかけているぐらいに

ヴィーガンの料理の世界への思いと発想には終わりがないようです。

※体に良く栄養価の高い材料でできた料理は、もちろん一般の方々にもお勧めです。

美味しいのですから。^^

「meets井の頭線:井の頭線でみつける!ていねいな暮らしのヒント」

このスポットの情報
スポット名 薬膳食堂 ちゃぶ膳
連絡先 080-6603-8587
住所 世田谷区代田6-16-20
定休日 火曜日。
営業時間 ランチ 11:30~15:00 ディナー 17:00~22:00