※この記事は2015.03.19に作成された記事です。

ここに立ち止まって、びっくりしました。

なんて背丈の高いケヤキでしょう!

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京王井の頭線久我山駅から600~700m離れた場所で見上げました。

ここは人見街道。

「人見街道」は、武蔵国府府中と、下総国府(市川市)を結ぶ街道。

このケヤキの右手には、1653年から1年あまりかけられ

ひかれた「玉川上水」の流れが見えます。

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玉川上水は、もう少し下流に行くと、暗渠になります。

途中、金太郎さんがくまに乗った姿の

”遊歩道”のシグナルがありました。

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再び人見街道に戻り歩いていくと、家の庭に井戸が!

武蔵野台地、

水を手に入れることが、まず生きる術だったのでしょうね。

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神田川の流れの横には、公園や緑地が作られていました。

久我山の駅が見えてきました。

ここは何叉路というのでしょう?

神田川の遊歩道があったり、駅の北側に行く道があったり

縦横に道があります。

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間違えないように

人見街道の標識などを見ながら、200mくらい進みました。

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庚申塔です!!

久我山駅からすぐに、三ツ辻があって

その一帯は小高い盛土になっています。

大都会で、このデルタゾーンというのを見かけるなんて驚きでした。

大抵は、更地にされて道路拡張に使われます。

庚申塔は、博物館などに飾られてということになるでしょう。

1722年に、建てられたこの石塔は

今まで一度も動かされていないものだそうです!!

天邪鬼を踏みつける青面金剛像。

迫力のある顔つきです。

月日・鶏・不見不聞不言の三猿などが

見事に彫られています。

人見街道から、井の頭弁財天に分かれる道しるべも書いてあります。

「これよりみぎ いのかしらみち」

江戸時代の人々は、井の頭の弁天様を信仰されていたから

多くの人が歩いたものでしょうね。

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道標付き庚申塔が、動かされていないのには

訳がありました。

久我山の歴史や交通路を知ることができるからです。

定点観測していくと

どんなふうに周りが変わっても

このスポットは残るから

見比べられるということがあるのですね。

そして、歴史を大事にし

それを見つめながら丁寧に現代の生活をする。

このスポットは

「杉並区有形文化財」になっていると知りました。

文化財を大切にする区民の方々の気構えに

温かい気持ちで触れさせていただきました。

「meets井の頭線:井の頭線でみつける!ていねいな暮らしのヒント」

このスポットの情報
スポット名 久我山駅周辺