※この記事は2015.03.15に作成された記事です。
京王稲田堤駅から商店街を超えて
「駅前多摩川通り」をJR稲田堤駅と反対方向南側にいきます。
車が走っているのは府中街道、それと交差して三沢川が見えます。
「地元の人は、まずいという人は、まずいない」と言われる
“菓聖 はしば“に入りました。
川崎名産品「丘を越えて」が
とても目に付く位置に並んでいました。
えっ?
あの、うたのタイトルと同じ?
http://www.uta-net.com/song/13812/
奥様がエピソードを話してくださいました。
古賀政男先生が、明大を卒業した年に
マンドリンクラブの後輩と
稲田堤の桜並木を見に来られたのだそうです。
その頃は多摩川沿いに大きな桜が咲いていて
東京でも有名な花見の名所。
桜の花の下で、古賀先生は即興でこの曲を作られたものだとか。
稲田堤の桜並木は、昭和30年代に、
交通の妨げになるということで伐採されました。
「丘を越えて」という国民に親しまれている歌にちなんだ
銘菓をこちらのお店で工夫されたのです。
川崎の新聞にたくさん掲載されており
その数点が店内に飾られていました。
「こしあんに、桜の葉が入っているから
あまじょっぱい感じの味です」
ここまで伺って、ごっくんと生唾を飲んでしまいました。
そのあんこを饅頭の皮で包み、ホワイトチョコをコーティング。
最後に、稲田堤の桜に例えて、桜の花を乗せたものです。
とてもお話の上手な奥様で、思わず拍手しそうになりました。
春を感じさせる和菓子がいっぱいです。
添加物を使わず、子供にも好かれる和菓子を作ろうとされています。
外国の方にレクチャーして和菓子を広めたり
地元の野菜を使ってお菓子を考え出したり。
この街になくてならない和菓子屋さんでした~
「あいぼりー89号連動企画:春をほっこり満喫!華やか本格和スイーツ」
スポット名 | はしば |
連絡先 | 044-944-2574 |
住所 | 川崎市多摩区菅2-3-8 |
定休日 | 水曜日 |
営業時間 | 9:30~19:30 |