※この記事は2014.08.07に作成された記事です。

とある昼下がりのこと。幡ヶ谷でダンナと二人、ランチ難民になりました。
時間は14時をまわり、ランチタイムが続々終了という時間帯です。
ふらふらと歩いているうちに、笹塚を越えて代田橋の沖縄タウンまでやってまいりました。
商店街は平日ということもあり人通りが少なく、なんだか別の世界に来てしまったよう。
そんな中、昭和の雰囲気をムンムン漂わせるお店に入ってみました。



「第一食堂」
店内はカウンターとテーブル3席。切り盛りするのは、年配のご夫婦。
小柄で可愛らしいオカアサンと、頑固そうだけどきっと優しい(に違いない)オトウサンです。
昔からある定食屋さんですね。壁には豊富なメニューがずらーーっと。



ワタシは沖縄焼きそば、ダンナはワンタンメンと餃子、さらにオリオンビール。
お客はワタシ達だけです。時間が止まったようなゆるーい雰囲気の中でしばし待つと、
オカアサンが料理を運んできてくれました。
こちらが沖縄焼きそば。



太くてコシがある麺に豚肉、ゴーヤ、キャベツ、もやしなど。紅ショウガが合います。
そして餃子。



手作り感満載（笑）
最後にワンタンメン。





スープ大盛り！？なつかしーい味のラーメンです。ワンタンもたっぷり。
すっかり食べ終わると、オカアサンが「暑いでしょ〜。ゆっくりしていってね」と
冷たいお水のおかわりと団扇を持ってきてくれました。さらに、感動したのがコレです。



手書きですよ。もちろん鉄板で広告の裏（笑）
さりげなく添えられたキャンディが泣かせます。いいわー。

この後、常連さんが自分で育てたゴーヤをたくさん持ってきて、
そのゴーヤでオトウサンがちゃんぷるーを作ってふるまっていたり、
店を出ると、子供たちが楽しそうにシャボン玉で遊んでいたり、
ちょっと古き良き時代にタイムスリップしたような気分になりました。
こんな場所は大切にしたいな。
そうそう、商店街でお店を探している時に出会った猫ちゃんに帰りもバッタリ。
お見送りしてくれたのかしら。なんだか不思議な午後でした。