前回の北高尾ルートでご紹介しましたが

小下沢林道は高尾山近くでとっても気楽にハイキングを楽しめる

歩きやすい道が続きます。

それでいてまだ人が少なく、

ゆっくりと自然に向き合える場所としてオススメです。

関場峠から小下沢梅林下の日影バス停まで歩きながら、

お会いする方々の

この森を楽しむスタイルがバラエティに富んでいることに

驚きました。


林道に這いつくばったり座り込んだりしているカップルは

小さな流れの上の枝に止まっているシジミチョウを観察していました。
3羽ならんで水を飲んでいるようでした。
多分ルリシジミ。

よく見るとシジミチョウも美しい蝶です。

教えてもらわなければ1羽も見つけられなかったでしょう。
当たり前だけどシジミチョウもいろいろ種類があり、

この小下沢林道では主に2種類みられるそうです。

ほかにも珍しい蝶がいろいろ見られるみたいです。

そのあと今度は立派なカメラを3脚に据えて

イスに座って何やら被写体を待機しておられる二人の男性に

お会いしました。

被写体は野鳥のミソサザイだそうです。
写された写真を見せて下さいましたが
小下沢に水を飲みにきたのか、エサの昆虫を取りに来たのか
口いっぱい開けてさえずっている様子が

めちゃくちゃかわいかったです。

近場で鳴いている声も教えてくださいましたので
さえずりの声まで聞こえるような素敵な写真でした。

さらに大きな昆虫の捕獲網を持った方も。
やはりお目当てはシジミチョウの採集ということでした。

そして、軽い脳梗塞と糖尿病のリハビリのため

このルートを毎日歩いておられるという方にも。
その方は山芋堀をされるそうで
あちこちに空いている大きな穴は

みんな自然薯を掘ったあとだよと教えてくださいました。
中には長さが1メートル近いものだってあるそうです。
自然薯の味わいは最高ですけれど
その堀り穴は大きくて、深くて、わらびやゼンマイなど
ほかの山菜採りと違って随分山に大きな傷跡を残すことが

ちょっと気がかりでした。

山道のアップダウンを喘ぎながら歩いているときは
こんにちはの挨拶だけですが
林道では体力にも気持ちにも余裕があって
さまざまの方との出会いと会話を楽しめました。

もちろんこの林道は野草や山草の宝庫でもあって

季節はほぼ終わりですがハナネコノメの群落は見事です。

ここは自然と向き合う自然を愛する方々のとっておきのスポット。

お好きな方はぜひお出かけください。

お会いした方々はそれぞれ特別の愛着を持っておられることを考えて

今回は写真を控えさせていただいてのご紹介です。

林道には高尾駅北口から小仏行のバスで日影あるいは大下下車です。

このスポットの情報
スポット名 小下沢林道
住所 八王子市裏高尾