幸運にも自転車というアイテムでかなり楽になり、街道に戻りますが、車道にもあふれる人の数。
交通整理が出ているもものの、交差点での車の右・左折は非常に難しい状況です。バスなどは運転されているようですが、渋滞で先へ進めません。旧甲州街道などを使いながらも道路はあふれる歩行者に渋滞の車とで危険な状況。自転車で進むにも迷惑をかけてしまいそうです。
沈みかけている月を使って方位を読み、街道から住宅地の道へ移動しました。甲州街道は危険と判断し、歩道の広い東八道路を目指します。住宅地を過ぎ、高井戸ICを抜けて久我山方面にいければ、後は何とかなるような。
住宅地の中でも塀が倒れたところなどもあり、被害があったようです。高井戸ICからの抜け道も渋滞中。ドライバーも気が立っているのがわかります。自転車なので、道沿いで歩道の無いところもあるのは、遠回りしても住宅地に迂回。なんとか見慣れた東八の風景に近づいてきました。
東八道路は、歩行者がほとんど無く、広い歩道なので安心して進めました。しかし、途中にあるファミリーレストランなどはほぼ店じまい。寒くてしょうがないので、暖かいものでも食べようと思ったのがあてが外れてしまいました。コンビニは普通の混み具合で、都内のように品数がなくなっているような感じもありません。暖かい缶コーヒーにすくわれました。バスは普通の混み具合です。
このあたりで多摩地区の固定電話につながるようになりました。実家へ電話をしてやっと無事を確認できたものの、水が止まるなど大変だった様子。
災害用伝言ダイアルなどの使い方などを予め決めておくべきと反省。安心して少し気が楽になりました。
途中、三鷹の手前ぐらいで、八王子はどうやって行くかと道を尋ねられました。八王子まで歩くというのは大変だということ、JRは再開しないこと、京王は可能性があること、困難者のために施設の開放が始まっているらしいことなどを伝えました。
21時を過ぎて、北風が身にしみます。しかし、試験場のあたりまで来るとやや車の多い週末という感じ。
甲州街道の様子はわかりませんが、途中までの様子からも相当な混雑が起きていると思われます。
小金井街道が見えてきたときには、熱いものがありました。
府中の自宅へ22時過ぎには無事帰宅。自宅は多少の荷物が落ちた程度でした。
経験してわかったことをまとめると...
・帰宅する道順は複数を調べて覚えておくほうが絶対に良い。
・ファミレスは災害時にあまり期待できない。(すべてお店では無いが)
・残念ながら、ネットなどは今知りたいという情報がさほどもらえない。
・テレビ、ラジオなどはほとんどの場所で触れることができない。
・子供との外出は、おんぶ・抱っこ紐が必須。こんなとき、ベビーカーのみでは限界が来る。
・安否確認の家族内の取り決めはやっておこう
・歩き始める前に何か食べておいたほうが絶対良い。
お願いとして
・こんなとき、駅や電車などでは、NHKのラジオを流して欲しい。かなり不安が和らぐはず。
・駅舎が高架や地下の場合が多くなってきているので、状況を知らせ看板は階段前においてほしい。
早めに動き出すことができたので、何とか帰ることができましたが、避難所に泊まるなど私よりもさらに苦労した方も多かったことと思います。ライターさん、是非レポートを。
デジカメは途中で電池切れ
掲載日付:2011/03/12