この記事は前編と後編に分かれています。
前編をまだお読みでない方は、まず
前編からご覧ください。
<前編の内容>
●「これからはダンスの時代だ!」とダンスパブを開店
●熱心なダンスファンのための上質な空間を提供
●お客さまの満足のためにスタッフは厳選
駒場で上質な社交ダンスのパブ「モーゼル」を経営する田村英子さん(写真-上)。お店には女性客が多く来るので、社交ダンスの相手をする男性スタッフが欠かせません。そして、このスタッフこそがお店の最大の財産なのだと田村さんは語ります。
「うちのスタッフの条件は、ダンスの腕前はもちろん、容姿端麗で(笑)、穏やかな性格で生意気でないこと。やっぱり、お客さまである年配の女性に、気持ちよく踊ってもらうことが一番だから、相手に合わせるということができたほうがいいですね」
ダンスパブにおいて、お客さんが気持ちよく踊れるよう心を砕くことはとても大切なことだそうです。もし、満足できなかったら、お客さんは「飲み直し」ならぬ「踊り直し」のため、他店に流れていってしまうのだとか。
ちなみに、現在「モーゼル」のスタッフは6名。本当はあと2~3名ほど増やしたいそうですが、田村さんの思うような方がなかなか見当たらないのだとか。ここにも、田村さんのお店に対する真摯な思いがうかがえますね。
●中高年を惹き付けてやまない社交ダンスの魅力とは
「モーゼル」に来店するのは、主に50代以上の女性。確かに、絶えまない練習が必要で、何かと物入りな社交ダンスを楽しむためには、ある程度経済的、時間的な余裕がないと難しいのかもしれません。ところで、社交ダンスの魅力とは、どのようなところにあるのでしょうか。
「社交ダンスを始めると、誰でも10歳は若返りますよ。なぜかというと、異性と踊るからなんです。年をとると、身なりに構うのが億劫になるものだけど、異性相手だと失礼のないように、どうしても身だしなみに気を遣うでしょう? 80代の女性がきれいにお化粧をして、装いを凝らして踊りに来る。それだけで元気になっちゃうんじゃないかしら」
若返るのは意識だけではありません。ダンスで運動することによって、筋力がつき、身体能力もUPするのだとか。
「乳ガンの手術で、腕が上がらなくなった人が、リハビリを兼ねて社交ダンスを始めることもありますね。社交ダンスだと嫌でも腕を上げなければいけませんしね。年を取ると、膝や腰が痛くなる人も多いけど、ダンスで関節の周囲の筋肉が鍛えられるので、自然と痛みも治ってしまうものなんですよ」
確かに、「モーゼル」で踊る女性は、高いヒールの靴を履き、60代以上とは思えないほど軽やかにステップを踏んでいます。
「やっぱり運動量がすごいのね。一曲で2~3分だけど、中には1日50曲くらい踊る人もいるんですよ。要するに10kmは歩いている計算になるけれど、音楽に乗って、異性と踊るから、楽しくて大変だと感じないんですよね」
ママ手作りのおいしい料理を食べながら、魅力的なスタッフと社交ダンスのステップを踏む…。これからの人生の楽しみ方のひとつとして、社交ダンスという選択肢もいいのかもしれません。
もし興味を持ったら、試しに大人の社交場を覗きに行ってみてはいかがでしょうか?
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モーゼル
〒153-0041
東京都目黒区駒場1-28-1
TEL:03-3485-0075
営業時間:18:00~23:00(月曜定休)
京王井の頭線駒場東大前駅徒歩1分
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掲載日付:2008/01/23